犀川水門でテスト撮影

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20111211.jpg

 前回のエントリーに記載した橋へ行ってみたけど、風が強かったせいか川面にさざなみが立っていて、撮影に適した状態ではなかったので、対象を変えることにした。ここは、幼少期から慣れ親しんだ場所。 

 風景撮影はいつもアクロスを使い、かなり絞り込んで撮っている。必然的にシャッタースピードはかなり遅くなり、ほとんどの場合、8分の1秒以下となる。その条件では、動いているものを撮るのは絶望的になる。 

 この写真の撮影状況は、水門を兼ねる橋の上部のポール(!?)の間に通行人が入り込むように、シャッターを切るイメージで作画することにする。

 アクロスでは、通行人を止めるシャッタースピードは得られないので、フィルムをトライX(EI400)にして、F8で125分の1秒のスピードを確保する。それでもギリギリだ。撮影感度をいつものEI200ではなく、EI400としたのは、速いシャッタースピードを得たいという理由もあるが、撮影対象の輝度幅が狭かったという理由もある。撮影時は、水門の青い部分がゾーン5となるように露出を設定した。

 しかし、初冬の夕方にこんな川辺を散歩する人がいるはずもなく、30分くらい粘ったけど、自転車に乗った中国人の2人組みの女の子が通り過ぎただけだった。通行人が徒歩ではなく自転車だったため、完全に静止させることは出来てはいないだろう。

 あまりにも人が通らないのに嫌気がさし、絞り込んで通常の低速シャッターによる風景写真も撮ってみる。フィルムがトライXなので、相反則不規特性の領域に入らないように露出を設定する。6×9で撮影出来る8枚を撮りきってこの日は終了。

 

 この日のブログの写真は、安いコンデジを使った。やっぱり写りに満足できない。次にコンデジを買うときは、RAWモード搭載のものにしよう。

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このページは、うたろうが2011年12月12日 18:52に書いたブログ記事です。

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