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 京都の右京区をローライコード4を持って自転車で回った。
自転車での散策がメインになってしまい、撮影は一箇所のみであった。帰りに琵琶湖で写真が撮りたかったので、車に大判カメラ一式を積んでおいた。

 水辺ではは、日没前後のわずかな時間に好んで撮影を行う。この時間帯は光が弱いので、きつい陰影が出ない。

 カヤックで琵琶湖を回っていたときに、比良駅近くの古い集落がある浜辺をとても気に入った。カヤックに乗るときは、大判カメラは持っていかないので、水辺の撮影ポイントのロケハンのみとなる。星野道夫さんはカヤックで撮影していたみたいだけど。

 リンホフMT2000に、CMフジノン105mmを装着する。縦位置だと、フォーカシングトラック写りこまないように気を使わないといけない。タチハラだと、レンズを最前部に出せるので、そういう心配はないのだが。
 
 構図と露出を決めて、フィルムホルダーを挿し込もうと思い、バッグの中を探すと、何と撮影済みのフィルムホルダーしかない。自宅で間違えてバッグに入れてしまったようだ。



20140524b.jpg 気を取り直して、ローライコード4を三脚に取り付けて撮影した。画像のとおり、どんよりとした天気で形の良い雲には恵まれなかった。押さえの1カットという感じだな。またいつかここへ来よう。

















ローライコードⅣ

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 数年前からずっと気になっていたローライコードⅣを入手した。マミヤCは重いので、気軽に持ち出す事は出来ない。それなら、正反対の出来るだけシンプルで軽い二眼レフを使いたいと思ったわけだ。中判カメラは、他にニューマミヤ6があるが、これもそこそこ重い。沈胴するので、嵩張る事はないのだが、やっぱり重い。中判カメラは重いものだという認識があった。でも、ローライコードⅣを持った時の軽さには驚いた。持ち運ぶのに負担はまったくない。
 
 他にも理由がある。実はこのところ、写真活動が低迷していて、冷蔵庫のフィルムが減らない状態である。もう少し写真を撮るようにしたい。一眼レフやレンジファインダー、ビューカメラは、今までたくさん写真を撮ったので、操作に新鮮味がない。言い換えれば、安定して使えるので撮るべき対象が決まったら安心してそれらを使えばいいのだが、操作に飽きている。マミヤCは二眼レフとは言え、手持ちで使う気にはなれない。むしろ、中判一眼レフに近いような使い心地だ。そんなわけで、今まであまり使ったことがない手持ち撮影可能な二眼レフを買ったわけである。
 
 このローライコードⅣは、1953年から1954年の製造で、今から60年ほど前のカメラだ。当時はサラリーマンの初任給の10ヶ月くらいかな。かなり高価なカメラだ。作りがいいなあと思う。必要な機能はあるし、不要な機能はない。こういうカメラがいいんだよな。巻上げとシャッターチャージは別なんだけど、そんなのは大判カメラは常にそうなので、不便とは思わない。2重写し防止機能は備えているので、うっかり巻き上げ忘れて2重露光ということもない。これはありがたい。
 
 この時代の二眼レフのスクリーンは単なるスリガラスなので暗くて像が見難いが、マミヤのフォーカシングスクリーンに換装してあるため、明るくよく見える。でもこれって、フォーカシングスクリーンが汚れたらどうすればいいのだろう、。無水アルコールで拭くとやばそうな気がするけど。分解して水洗いかな。
 
 フィルターは、B30とかBay1と呼ばれているバヨネットに装着する。大阪と京都の中古カメラ屋を回って探してきた。こういうモノクロ用の色フィルターって、人気がないのか安く買える。
 
 あとは、フードが必要だな。まだテスト撮影の段階なので、本格運用ではない。でも、意外に今が楽しかったりするのだ。
 
 


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