12月に入って、新型コロナウィルスの第三波がやってきたけど、それでも個展の準備は進めております。
写真の楽しみ方はいろいろあって、人それぞれ自分のやり方にあった方法でやればいいと思うのですが、いろいろな方法を体験してみることは大事かも。一つの方法を続けているといずれ行き詰ってきます。地元の写真サークルに入ると、そのグループで是とされる作風に縛られたり、サークルの運営の役(会計係とか)をしなくてはならなかったりということが発生します。しかし、その写真サークルが自分に合っているものであれば、それでいいと思います。
まったくの個人で活動していると、作品が完成してアルバムに綴じたらそれで完結するという無機質なものになり、だんだんと停滞してきます。でも、この方法が合っている人もいます。ヴィヴィアンマイヤーはまさにそうだったのでしょう。
僕自身は、なかなか良い作品が作れないということもあり、かつ、撮影対象が多岐に渡っているものですから、明白なテーマで作品をまとめることが困難で、個展には向かないと思い込んでおりました。しかし、ギャラリーのオーナーさんという知己を得、アドバイスをいただいたことで、2021年2月に個展を開催出来ることになりました。
たぶん、自分でもそんな機会が訪れるのを待っていたのだと思います。自分自身、正直いろんなことをどう思っているのかなんて、よく考えないと分からないのだと思います。よく考えても、それはその時点での考えであって、また直ぐに変わるかもしれませんしね。でも、それはそれでいいんです。そんなものだと思っています。
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