作品の最近のブログ記事
EOS7 EF24mm F2.8 YA2 HP5+(EI200) D76(1:1) Kentmere vc-select 多硫化セレニウム調色
久しぶりに暗室作業をした。スキャナーは、キヤノンのLIDE90という古い製品を使っているけど、久しぶりに取り出して使ってみると、キヤノンはこの機種のwindows10用ドライバは提供していないようだ。スキャナーは問題ないのに、ドライバーがないばかりに買い替えるのは、あまりにも悔しいので、調べてみたら、「Windows スキャン」という無料のアプリがマイクロソフトで用意されていた。これはありがたい。
広角レンズは、一枚の絵の中に、凝縮されて記録されるせいかシャープな描写になるような気がする。
完成形がイメージ出来ていなければ、撮影時のフィルムへの正確な露光は出来ないというわけではない。撮影時には、輝度差を計測し、それをフィルムの記録再現幅に収める作業だけに専念する。あとは、暗室でネガに記録された情報を引き出せばいい。最適な状態で引き出すために、グレード調整や覆い焼き、焼きこみ、ブリーチを施すわけである。
ローライコード4 クセナー75mm TMX(EI50) MC現像液
LPLV7454 ケントメアファインプリントVC パピトール 赤血塩ブリーチ 多硫化セレン調色
昨年の夏ごろ、岐阜市の長良川沿いの街を散歩しつつ撮影した一枚。手間隙かけてプリントするに値する写真かどうかを見極めるのに時間が必要な場合とそうでない場合がある。この構図、僕には珍しいものだな。
ロモグラフィーに注文中のベルエアのガラスレンズだけど、2月中に到着する予定だったのに3月になるという内容のメールが送られてきた。期待してたのに残念だ。
ローライコード4 クセナー75mm TMX(EI50) MC現像液
LPLV7454 ケントメアファインプリントVC パピトール 赤血塩ブリーチ 多硫化セレン調色
11月にウイリー・ロニス展を見に行くときに、鴨川を散歩した時の一枚。ストレートプリントでは、諧調分離が得られず、赤血塩を使って、自転車や紅葉の一部を漂白した。
タチハラフィルスタンド45Ⅱ スーパーアンギュロン75mm アクロス(4×5・EI50)
MC現像液 LPLV7454 ケントメアファインプリントVC パピトール 多硫化セレン調色
広角レンズを活躍させる場面にはなかなか出会わない。広大な風景や物体を写し込みたい時や遠近感を強調したい時に活躍するレンズだと思うけど、なかなかそういった被写体にはめぐり合わないのだ。
絵画で空気遠近法という技法がある。近くのものははっきりと、遠くのものは白っぽく描くことで、遠近感を表現するものだが、これは写真にも応用が出来ると思う。そもそも普通に撮影すれば、写真の場合は空気遠近法的に写るのだが、近い部分を焼き込むようにしてやれば、遠近感が強調されるのだ。広角レンズの強い遠近感をより強調する事が出来るので、場合によっては有効な手法だと思う。
タチハラフィルスタンド45Ⅱ フジノンW105mm F45 4分 TMX(120・EI50) ミントール現像液
中判くらいになってくると、畳の網目が一本一本判別出来るくらいの解像度がある。美が細部に宿っている。TMXとミントール現像液の組み合わせはなかなかいい気がする。TMXは、それに合う好みの現像液になかなか出会えないでいたので、今まで使う機会がなかったけど、これからは使う機会が増えそうだ。
ニューマミヤ6 G50mm アクロス(EI50) ミントール現像液 ケントメア FineprintVC Warmtone
赤血塩ブリーチ 多硫化セレン調色 撮影地:長浜市
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