10月10日は、tokyo-photo.netのオフ会だった。場所は、愛知県犬山市の明治村。この日は、さすがに晴れの特異日の10月10日だけあって、天気に恵まれた。でも、真夏ほど暑くはないので、写真を撮るにはいい時期だ。観光シーズンでもあり、客が多く撮りにくいのではあるが。
参加メンバー3人と、会話を楽しみつつ撮影しながら明治村を一周した。ここは、かなり広いので、重い機材を持ち運ぶと肩がこる。元々、この明治村は、灌漑用の入鹿池のほとりの森林を切り開いて建設されたようで、周囲は雑木林になっていて、森林浴気分も味わえるので気分が良い。
この日は、ブローニーとシートフィルムを合わせて、15枚ほど撮影した。
まずは、シートフィルムだけを現像してみた。ISEのフィルムハンガーで、前浴なしで4枚同時に現像した。撮影中、フィルムホルダーがバッグの中で、意図せず、引き蓋がずれていたようで、一枚、光線かぶりしているものがあった。今回は、久しぶりの撮影だったため、機材の扱いをぞんざいにしていたかもしれない。もしかしたら、ロールフィルムホルダーで撮影したブローニーも、ちょっと危ないような気がする。まあ、そのうち現像すれば分かることなんだけど。いつも、詰めが甘いところで台無しにしてしまっている。
ネガ現像について、以前は、前浴をしたり最少攪拌したりしていた。いろいろ試してみても、ムラが出たり、気泡が発生したり、うまくいかないことが多かった。大量に現像するというリスクから逃げるために、シートフィルムを一枚一枚現像していて、効率の悪い手法でやっていた。時間がかかり過ぎて、嫌になることもあった。
最近は、現像液も公式処方に戻し、前浴もせず、攪拌も通常攪拌にし、同時に4枚現像しても、ムラなく現像出来るようになってきた。以前の方が、ずっと努力をしていたはずなのにうまく出来なかったのは、なぜなんだろうかと思う。
でも、それに反比例して、撮影意欲は以前の方が高かった。どんどん撮影してどんどん失敗していた。現像を終えた後、空のフィルムホルダーにフィルムを12枚装てんした。何となく、フィルムの箱を見ると、期限が今年の夏で切れていた。まあ、大丈夫だけど。以前は、メインフィルムが有効期限を越すことなんかなかったのに。
なんとなく写真を撮らなければいけないという強迫観念にかられることはありませんか?
高いカメラ持ってるし、モノクロフィルムによる写真を続けなきゃという気持ちというか。
僕はそういうのが嫌で先日カメラを最小限にしました。
また、暗室でも常にプリントに驚きを求めてます。
今はリスプリントが期待以上の写真が出来ることがあって興味深いですね。
普通の現像液だと仕上がりが想像できてしまって、驚きがありません。
何か撮影意欲がわく手法が見つかれば、一気にやる気が起きるでしょうね。
とっかかりはデジタルでもいいですね。
デジタルをやってこそ、わかるフィルムの楽しさがあります。
やっぱり楽しくないとね~。
そうですね~。いろんなものから脅迫されています(笑)
使用期限が迫っているフィルム。未使用の印画紙、薬品。。。
暗室を稼動させないのは、もったいない。。。
たまには、カメラを動かさないと調子が悪くなる。。。
誰かが、エクスチェンジをやろうと言い出したら、どうしよう。。
ブログも放置しておくのは、気持ちが悪いし。。
それになによりも問題なのは、クオリティの高い写真を作ることはとても難しいものだと、やればやるほど思い知らされたことです。
難しいことは、苦しいことです。多少の困難は努力で乗り切れば、非常に楽しい境地に至ることが出来ますが、あまり我慢強くない僕は、大きな困難からはすぐに逃げてしまいます。
それなら、やめちまえ~。といったところですが、それでも、試してみたいことはまだあるので、ぼちぼちやっているという次第です。
ただ、写真で言えば、カヤックの上から撮影する風景が今はとても楽しいです。5万以下で全てが賄えるチープな趣味ですが、1年で1000枚以上は撮影しました。ただ、すぐにデータは消してしまうので、フィルムみたいに蓄積はしていませんが。
こちらでたくさん写真は撮っているので、どこかで満足してしまっているのかもしれません。
オフ会、一度参加してみたいと思っていますが‥‥秋は何かと忙しく残念!
明治村。小学校、中学校、高校と社会見学だったりバス遠足だったりと何度も行き過ぎて大人になってからも遠ざかっていたのですが、昨年子どもを連れて出かけてみたらやっぱりいいところでした。
昔よりも内部公開されている建物がずいぶん増えているんですね。
私もフィルム消費量が減ってしまっています。デジタルよりも暗室にと頭では思うのですが、ついつい後処理の簡単なデジタルに流されてしまいます。そろそろ何か目標を作らなきゃいけないのかと思っています。
shuさん。多分、またいつかやりますので、その時にはぜひ。
ひとおおり、いろんなことをやってしまうと、撮る意欲がなくなるのだと思います。でも、ある意味、今が次のステージへのスタート地点なのかもしれません。
明治村は、老舗のテーマパークで、飽きが来ないですね。またいつか行きたいと思ってます。