マミヤC330f / セコール80mm / プレスト400 / シュテックラー氏二浴式現像液 /
LPLV7454 / ELニッコール105mm / フジ レンブラントVG2 / パピトール /
多硫化セレン調色
プリント時にNo00 No2 No5 フィルターを使い、覆い焼き、焼きこみをして仕上げた。
先日、アグファのRCでプリントしたものは、どうも調子が気に入らなくなってきた。プリントした時は、これでいいと思ったんだけど、時間が経って、もう一度じっくりと見てみると、シャドー部がイマイチだったり全体的にもうちょっとカリッとしたコントラストの方がいいなあと思うようになり、再プリントした。
保存用の写真は、レンブラントでプリントするようにしている。2月に明治村で撮影したネガを、未だにしつこくプリントしているわけなんだけど、暗室でこのネガと多くの時間、対峙した。紙も何枚も使った。
アグファのRCは、確かに多硫化調色液で、よく調色されるけど、RCだけに反応が早いので、過調色になってしまう。バライタは、進行がゆっくりなので、適度なところでその加減がしやすいのが良い。それにしても、この多硫化調色液だけど、5月くらいに一度作ったきりで、まだまだ使える。いったいどれくらい使えるのだろうか。
最終的に満足がいくプリントが得られて、それをファイリングする瞬間は、無常の悦びである。
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