今年の正月休みも今日で終わり。一日くらいはちゃんとした撮影に出かけようと思い、琵琶湖へ出かけた。昼間の青空が写りこんだ湖面はとても美しい。でもそれはカラー写真に向いた風景のような気がする。モノクロームで表現するなら日没を挟んだ30分ほどの黄昏時が相応しい。肉眼では薄明かりでよく見えなくても、フィルムにたっぷりと光を蓄えさせるように長時間露光すると、細部まで記録出来るのだ。
75mmから500mmまでの7本のレンズを持って行ったが、撮影時間が限られていることもあり、使用したのは150mmと500mmだけ。最近は、1カットでフィルムホルダーの裏表で2枚撮影することが多い。フィルムに瑕疵があるのか僕のネガ現像に起因するのか分からないが、以前、乳剤の抜け落ちが発生したことがあった。せっかく撮影したのに後でそうなるのは悔しいので、1カット2枚撮影するのである。1枚現像してみて、状態が悪ければ現像条件を変えて残りの1枚を現像する場合にも役立つ。
冬の夕暮れ時の湖畔はとても静か。暗箱を組み立てて撮影現場を立ち去ろうとした時、猿の親子が山から降りてくるのが見えた。今年も多くは望まない。2、3枚でも作品を作ることが出来れば大満足だ。
精力的に出撃されていますね。そろそろ大判、当方も出撃です。
実は、全ての4×5フィルム(リバーサル)消費期限オーバーでした。
ということでロールフィルムホルダー無しで、1月中に何処か行って来ます。
目標5枚で。
まあしかしベルエア奮戦記・・・・・ガラスレンズは良さそうですが。
この日の琵琶湖は穏やかで良かったです。こんな湖面の状態なら永原ーマキノの黄金ルートを雪景色を観ながら漕ぎたかったです。
ベルエアの修行はまだ続きそうです(-_-;)
フィルムの消費期限って、しばらく撮ってないとすぐに切れちゃいますよね。