昨夜のうちに溶いておいたシュテックラー氏二浴式現像液とマイクロフェンタイプ(改)を使って溜まっていた未現像フィルムを現像した。
・HP5+(EI1600) マイクロフェンタイプ(改) 20度 12分
これ、前回はうまくいったのになぜだか今回はうまくいかず、薄すぎるネガしか出来なかった。前回はニューFM2を使用し今回はM6TTLで撮影したフィルムだけど、まさかそれが原因だとは思えない。本気でこの組み合わせで使うなら、テストが必要だ。でも、増感現像ってあまりしないんだよな。EI800くらいで撮影すれば良い感じになりそうだけど、それだったら撮影スピードが不足するので、現像を強めにするしかなさそうだ。これ以上現像時間が長くなると精神的にきつくなるので、24度で処理するといいかもしれない。これは今後の課題ということで。マイクロフェンタイプは、使用する薬剤の種類が多いので、調合が面倒なので、あまり失敗はしたくはないなあ。
・400TX135(EI200) シュテックラー氏二浴式 20度 A液 4.5分 B液 6分
この組み合わせは僕にとっては王道だ。今回も問題のないネガが出来上がった。
・アクロス120(EI50) シュテックラー氏二浴式24度 A液 4分 B液 4分
薄いネガになった。ベルエアで撮影したフィルムなので、元々期待してなかったしどうでもいいなあという感じだ。時間だけ無駄にしたかな。シュテックラー氏二浴式現像液は原液の使いまわしなので、最後のセッションは現像液が疲労しているだろうから現像はもう少し強めにした方が良かったのだろう。
・アクロス4×5(EI50) シュテックラー氏二浴式22度 A液 5分 B液 5分
これもうまくいった。使い慣れた組み合わせなので、当然と言えば当然。
雑誌の記事を読んだのか、ラジオで聴いたのか忘れてしまったけど、最近亡くなった大瀧詠一さんがこんなことを言っておられたのを思い出した。
「街角で僕の音楽が流れていたときに、どこの誰の曲か分からないけどいい曲だなって思ってもらえたらそれでいい。」
そんなような内容だったと思う。でも、大瀧さんの音楽は独特なので、すぐに大瀧さんの曲だと分かってしまうのだけど(笑)。僕の写真もそんな感じでいいと思っている。
このアルバムに出会ったのは、30年近く前だったような気がする。たまに取り出して何度も思い出したように聴いている。特に「1969年のドラッグレース」「ペパーミントブルー」は秀逸だ。
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