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タチハラフィルスタンド45Ⅱ スーパーアンギュロン75mm アクロス(4×5・EI50)
 MC現像液 LPLV7454 ケントメアファインプリントVC パピトール 多硫化セレン調色

 

 広角レンズを活躍させる場面にはなかなか出会わない。広大な風景や物体を写し込みたい時や遠近感を強調したい時に活躍するレンズだと思うけど、なかなかそういった被写体にはめぐり合わないのだ。

 

 絵画で空気遠近法という技法がある。近くのものははっきりと、遠くのものは白っぽく描くことで、遠近感を表現するものだが、これは写真にも応用が出来ると思う。そもそも普通に撮影すれば、写真の場合は空気遠近法的に写るのだが、近い部分を焼き込むようにしてやれば、遠近感が強調されるのだ。広角レンズの強い遠近感をより強調する事が出来るので、場合によっては有効な手法だと思う。

  

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コメント(2)

ため息が出てきました。生プリント観てみたいっす。

このプリント、ちょっとだけ気に入らないところがあるんですよ。
空の調子を、上が暗く水平線に近づくたびになだらかにハイライトになるようにしたかったのですが、どうやればそうなるのか分かりません。手技がまだまだです。

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このページは、うたろうが2012年11月 9日 19:47に書いたブログ記事です。

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