2012年7月アーカイブ

朝食

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20120731.jpg
Canon PowerShot S100  Hoian Vietnam  copyright:shutaro

 
 旅行中、僕はいつもモノクロフィルムの400TXを装填した一眼レフを提げながら過ごしているので、デジカメは小学4年生の息子に持たせていた。S100は、言うまでもなくAFで手振れ補正装置も付いている。それなのに、手振れ、ピンボケの写真がとても多い。おまけに、ベタベタの手でレンズを触ったりするものだから、画像はますます鮮明さを失う。それでも、ごく稀に、いくつかの偶然が重なってそれなりの写真も撮れていることがある。
 
 テーブルに映りこむ南国特有の葉が美しい。僕ならパンに止まっているハエを手で追い払ってから撮っていただろう。
 
 でも、多分、彼はそんなことは何も考えていない。ただ甘いパンがおいしかったから撮った、それだけなのだ。
 
 右上には、フォーを食べる僕の右肘が写りこんでいる。

20120730.jpgCanon PowerShot S100  Hoian Vietnam


 7月23日から同月28日まで旅行した記録を、撮影済みの写真を見ながら書いてみようと思う。
 初めてベトナムを訪れるのに、首都のハノイや南部のホーチミンではなく、ホイアンを選んだのは、道路をバイクが間断なく往来し、横断しようとするのが困難な大都市を避けたかったという理由もあるが、そこが古いこじんまりとした港町でビーチが近かったからだ。
 
 でも、ホイアンに到着し旧市街を歩いてみると、やはり道路はバイクが間断なく往来し横断するのに気を付けなくてはならない状況だった。ただ、その程度が大都市よりはましということなのだろう。排気ガスもすごくって、やはりここも東南アジアの一都市なのだと思った。
 

明日からベトナム

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大きな地図で見る

 明日からベトナムのホイアンへ出かけてくる。多少、迷ったものの、機材をパッキングした。

35mmカメラ
 キヤノンEOS7
  EF20-35、タムロン28-75、EF100-300
  イエロー・オレンジフィルター
  400TX 13本
  電子レリーズ

ブローニーフィルムカメラ
 ニューマミヤ6
  50mm、75mm
  イエロー・オレンジフィルター
  400TX 5本  TMX 5本
  ケーブルレリーズ

デジタル
 キヤノン S100

その他
 三脚、露出計


 このうち、機内に持ち込むのは、ニューマミヤ6+50mmとフィルムのみで、他の機材は全て預かり荷物にする。ちょっと不安だけど、家族の荷物も僕が持たなくてはならないので、仕方がない。ホイアンの街jは、スナップを撮るにも風景を撮るにも良さそうなのだ。もちろん、全ての荷物を常に持ち歩くわけではなく、必要に応じてホテルから持ち出すようにしようと思っている。

夏の木陰

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20120716.jpg
LEICA M6TTL  SUMMICRON 35mmASPH. 400TX(EI200) Kentmere VC select


 ネガの濃度が増す要因として、現像過多と露光過多がある。前者はコントラストが上がり、後者は下がる。その他に、経験則ではあるが、ネガ濃度が増すと、プリントのシャープネスが損なわれ、粒状性も悪くなるような気がする。

 この季節、現像液の液温上昇には気を使わなければならない。それから、僕だけなのかもしれないが、像が出ないと不安なので、保険をかけたつもりで少し現像時間を長めにしたり、露出を多めにかけてしまったりすることがある。でも、それは全然保険になっていなくって、むしろネガの状態が悪化するのである。適正な露光と現像時間で処理されたネガは、例えそれが35mmのフィルムであっても、10×12(四つ切)程度に引き伸ばすのであれば、満足のいく像が得られると思う。もちろん、中判や大判には負けるけどね。それは、仕方がない。

 この手の写真は、デジカメの方が、間違いなく撮りやすいんだよな。鳥を止めるシャッタースピードや鳥の位置もその場で確認出来るし、撮り直しも出来るのだから。

塔の形

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20120715.jpg
 これは、他の地方ではあまり有名ではないかもしれないが、名古屋のシンボルの一つのテレビ塔だ。エッフェル塔や東京タワーも、鉄骨を組み合わせて四角錐様の形状をしている。高層タワーの原始的な型というのは、こういうものなんだろうけど、最近のドバイのブルジュ・ハリーファや東京スカイツリーは、こんな形はしていない。

 送電用の鉄塔も、慨してこんな形のものが多い。建築の事はよく分からないが、コストや耐震性等の面から、この形が造りやすいのかもしれない。

 ユダヤ・キリスト教の正典の旧約聖書に、バベルの塔の記述がある。神への挑戦としてその塔を建造した行為が神の怒りをかい、その結果、言語がばらばらになってしまったというものだ。現代においては、科学技術の限界への挑戦といったところか。高層化には素材も重要だろうし。

 建築物の高さ競争は、軌道エレベーターの建造が実現化されるまで続くだろうな。でも、その頃には地球の汚染は相当進んでいるような気がする。それが神の怒りに相当するのか。

 僕にとっては、高さなんてどうでもいいな。形状を美しいと思うかどうかの方が重要だ。高過ぎて尖塔を見るのに首の筋を痛めそうな塔はいやだな。
 
LEICA M6TTL  SUMMICRON 35mmASPH. 400TX(EI200)
Kentmere VC select
20120707.jpg
 前回のブログに書いたように、名古屋でJPS展を見て、榎並さんの講演会を拝聴した。

 その前に、名古屋駅のスタンドで「きしめん」を食べたけど、いつもながら、とても旨い。名古屋に来たら、JRの駅のホームにあるスタンドで「きしめん」を食べましょう。これは、お勧め。

 講演会の会場はほぼ満席だった。昨年の12月に発売された「Bijoux.de Paris-パリの宝石箱」の中から、何点かプロジェクター投影して、撮影時の状況等、楽しく話していただけた。
 全てモノクロ写真だけど、撮影はEOS-5Dで行ったとのこと。最初からパリはモノクロで撮影すると決めておられたらしい。過去に、榎並さんはモノクロで撮影し、暗室作業をたくさんやって来られた人なので、モノクロの眼を持っておられるようだ。暗室作業が好きだとも言っておられた。

 講演中の上映写真にエッフェル塔がたくさん出てきたので、講演が終わって外に出たら、すぐ近くにあるテレビ塔の写真を撮ってみた(笑)

 この写真集いいなあ。しばらく、繰り返し見てみよう。

 今日のブログの画像は、最近購入したキヤノンのPowershot S100で撮影。コンデジの中では、ハイエンドに近いものだけど、値段はそんなに高いわけではない。今まで、コンデジにはコストしか期待していなかったので、最廉価なものしか買ったことがなかったけど、RAWで撮影できるこのカメラは大満足だ。

榎並 悦子さん講演会

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20120705.jpg
 7月7日に、名古屋で「榎並 悦子」さんの講演会があるので、時間を見つけて行って来ようと思う。

 帰りにビックカメラへ行ってフィルムを買ってこようかな。
20120704.jpg

 今日から一週間、アメリカのオレゴンの大学生がホームステイしていく。彼は大学で映像の勉強をしているようで、EOS 5D MarkⅡ にEF50mmF1.4を装着したものを常時、携帯している。ズームではなく50mmを装着しているところは、なかなかだなと思った。僕は外国語というものをろくに話せないので、妻が彼と英語で会話しているのを聞いていると、僕の方を指差して、

「彼は、オールド カメラで写真を撮るのが好きなのだ。」

と、言っているのが聞こえた。英語はよく分からないが、聞き捨てならない会話は不思議と、理解出来るのが世の常なのである。しかし、オールドカメラって。。。。
 
 せめて、クラシックカメラと言って欲しかった。でも、僕自身は自分の使っているカメラのことを、オールドカメラともクラシックカメラとも思っていない。自分にとって必要な道具を買って使っているだけで、別にオールドである事を楽しんでいるわけではないのだ。

 でも、今日のブログの写真を撮るとき、コンデジの「ノスタルジックモード」を選んでしまったのはなぜだろう。

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