2012年6月アーカイブ

防具

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タチハラフィルスタンド45Ⅱ フジノンW105mm F45 4分 TMX(120・EI50) ミントール現像液
LPLV7454(No00,No5) ケントメアFineprintVC Warmtone パピトール 多硫化セレン調色


 障子が格子状の形は、とても美しいと思う。それを、真っ直ぐに直交しているように撮ろうと思うと、アオリが使えるカメラが必要になる。35mmも6×9もアスペクト比は、同じ2:3だけど、表現できるものがまったく違う。35mmは、全体像を鑑賞するものであって、眼を皿のようにして細部まで鑑賞すべきフォーマットではないと思う。なので、それに即した写真を撮ればそれでいい。35mmの機動力でしか撮れない写真もあるのだから。
 
 中判くらいになってくると、畳の網目が一本一本判別出来るくらいの解像度がある。美が細部に宿っている。TMXとミントール現像液の組み合わせはなかなかいい気がする。TMXは、それに合う好みの現像液になかなか出会えないでいたので、今まで使う機会がなかったけど、これからは使う機会が増えそうだ。





キャリブレーション

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20120610.jpg

 撮影機材、フィルム、印画紙、現像方法、印画紙のグレード。全てのパラメーターが、現状どうなっているのか確認してみた。近接撮影してみたり、夜景を撮ってみたり、段階露光をしてみたり。。。

 結論は、現状維持でいい。と思った。やっぱり400TXは使いやすいな。
 琵琶湖の原風景的な物体(アカメヤナギとかエリとか)の上空に浮かぶ月の写真を撮ってみたい。アンセルアダムスがヨセミテ公園で、ハーフドームと月の写真を撮ったように。

 どこかで読んだけど、少年期から写真を趣味とする者はその出発点が、鉄道派と天体観測派に主に分類されるらしい。僕はどっちにも属さなかったので、天体の事は全く無知だ。義務教育で習ったはずの知識も、完全に欠落している。太陽は、朝、東の方から出るけど、月はいつどこから出るのか??
 これが分からないと、目的の写真を撮ることは不可能だ。いや、だけど、そんな事は何も知らなくても、たまたま撮影場所へ行ってたまたま月がベストな位置に出ていれば、撮影する事は可能かもしれない。

 でもなあー。スナップにしてもそうなんだけど、たまたまその場所でたまたま良いシャッターチャンスに恵まれるなんて経験は、ないんだよなあ。少なくとも、その気で望んでいないと、チャンスを掴むことなんて出来ない。運任せで写真を撮ることなんて出来ない。撮りたい写真があるなら、それ相応の機材を用意し技術を身につけ情報を入手し、そこまでやってから運頼みにするというのが、近道なんだと思う。運だけで撮るのは、楽なようでいて確実性は極端に低い。

 そんなわけで、国立天文台の暦のページを見てみたりする。でも、基本的な知識がないので、深く読み取る事は出来ない。それに性格的にこういう事は素早く出来ないので、写真が撮れるまで年単位の時間が必要かもしれない。まずは自宅近くで月のシュミレーションをしてみようかな。

 ここまで書いてニュースを見たら天気予報で東海地方は今日から入梅とのこと。

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