撮影途中で3枚ほど残ったフィルムがあったので、静物写真を撮った。撮影している時に玄関のチャイムが鳴り、通販で注文しておいたT-max100が届いた。これで、染色現像液のミントール現像液を試してみたかったからだ。開発者のIsonoさんに、アドバイスいただき次の条件で現像してみた。
処方
ミンティア(コンビニで入手したお菓子) 5粒
メトール 0.1g
アスコルビン酸 0.5g
炭酸ナトリウム (一水塩) 3g
溶解後600ccとし、溶解後、すぐに使用する。
おっ。久しぶりに、暗室系のブログになってきたな(笑)
T-max100(EI50)でグレーカートを11EV分撮影し、20度で11分現像する。
まだプリントはしていないけど乾燥中のネガを見た限りでは、シャドー部は概ね良さそうなので、ハイライト部をプリントの状態を見つつ、現像時間の調整を行いたいと思っている。
それにしてもこの現像液、驚くべきことがいろいろある。まずは、溶解後すぐに使用し使い捨てにするということである。僕のように、自宅から離れた場所に暗室がある場合、前日に現像液を溶解しなくても良いというのは便利だ。保存が効かないということであろうが、どうせすぐに使うので問題はない。それに、使い捨てというのは、毎回、新液を使うということなので、繰り返し精度が高いということになる。
それから、現像コストがおそろしく安い。こんなに現像主薬の量が少なくってもちゃんと現像出来るのだ。600ccの現像液で、正確に計算していないけど30円くらいではないのだろうか。
しばらく、この現像液に付き合ってみようと思っている。
コメントする