ミントール現像液

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20110102.jpg

 撮影途中で3枚ほど残ったフィルムがあったので、静物写真を撮った。撮影している時に玄関のチャイムが鳴り、通販で注文しておいたT-max100が届いた。これで、染色現像液のミントール現像液を試してみたかったからだ。開発者のIsonoさんに、アドバイスいただき次の条件で現像してみた。


処方 

ミンティア(コンビニで入手したお菓子) 5粒
メトール 0.1g
アスコルビン酸 0.5g
炭酸ナトリウム (一水塩)  3g

溶解後600ccとし、溶解後、すぐに使用する。


おっ。久しぶりに、暗室系のブログになってきたな(笑)

T-max100(EI50)でグレーカートを11EV分撮影し、20度で11分現像する。

 まだプリントはしていないけど乾燥中のネガを見た限りでは、シャドー部は概ね良さそうなので、ハイライト部をプリントの状態を見つつ、現像時間の調整を行いたいと思っている。

 それにしてもこの現像液、驚くべきことがいろいろある。まずは、溶解後すぐに使用し使い捨てにするということである。僕のように、自宅から離れた場所に暗室がある場合、前日に現像液を溶解しなくても良いというのは便利だ。保存が効かないということであろうが、どうせすぐに使うので問題はない。それに、使い捨てというのは、毎回、新液を使うということなので、繰り返し精度が高いということになる。

 それから、現像コストがおそろしく安い。こんなに現像主薬の量が少なくってもちゃんと現像出来るのだ。600ccの現像液で、正確に計算していないけど30円くらいではないのだろうか。

 しばらく、この現像液に付き合ってみようと思っている。


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このページは、うたろうが2012年1月 2日 18:47に書いたブログ記事です。

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