プーケット(7月20日~7月25日)

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 7月20日

 午前10時30分、JR東海道線穂積駅から金山まで、金山からセントレアまでは名鉄を使う。空港では、新型インフルエンザ予防のためのマスク姿の人はほとんどいない。手荷物チェックの際、フィルムやら撮影機材やらを満載したバックパックが引っかかり、中身を開けて再検査。入国手続き後、少し時間があるので、ツナマヨおにぎりを食べ、ミネラルウオーターを買う。一路、JALにてバンコクのスワンナプーム空港へ向かう。6時間弱の空の旅。機内食は、白ワインとチキン。機内で、「アイアムサム」を鑑賞して時間を過ごす。
 スワンナプーム空港では、乗り継ぎ時間が4時間ほどあるので、夕食を摂る。トムヤムクンとチャーハンが美味。中華のチャーハンも旨いが、東南アジアのチャーハンも旨い。その後、手荷物検査の際、液体は破棄しなくてはならなかったが、セントレアで購入したミネラルウオーターが手付かずの状態だったので、慌てて飲んだが、さすがに一気に1リットルは飲めずに、勿体無いけど破棄した。
 その後、30分遅れの出発で、タイ航空にてプーケットへ。空路は1時間ほど。空港からホテルのあるプーケット最大のパトンビーチへ向かう。所要時間40分ほど。
 タイと日本の時差は2時間。ビールを飲んで深夜2時30分に就寝するも、周囲は深夜まで騒がしく安眠出来ず。

 7月21日

 午前9時に起床。曇り。前の晩に飲んだビールが体に残り吐き気がして朝食を摂ることが出来なかった。そのまま昼ごろまでベッドの中にいた。
 午後から体調が回復したため、料金交渉のうえタクシーでプーケットタウンへ向かう。タイと言えばトゥクトゥクだが、プーケットにもある。日本の軽自動車をベースにしたもので、エアコンはない。エンジンの大きさや空調の有無等、どう考えてもタクシーの方が快適なので、旅行中にトゥクトゥクに乗ることはなかった。プーケットタウンへ向かう途中、カシューナッツとスズの一輪挿しを購入する。どちらもプーケットの名産である。
 プーケットタウンは、思っていたよりも都会だった。もっと閑散とした田舎町だと思っていたが、ごちゃごちゃしているし、交通量がそれなりにあるので、満足に撮影は出来なかった。散策しているうちに、夕方になり、レストランを見つけて夕食にした。あまり旅行者が利用しないような店で、安くて旨い。チャーハン2皿、ラーメン、野菜炒め、家族3人で日本円で800円くらいだった。旅行中、この店が一番旨かった。食事中、レストランの上に住んでいるという日本人女性から声をかけられる。「どこに住んでいるのか?」等と尋ねられる。
 食後、ちゃんと帰りのタクシーが確保出来るかとても心配だったが、通りを歩いていると、偶然にもタクシー運転手が声をかけてきたので、料金交渉のうえ、パトンビーチまで戻る。


 7月22日

 曇り。朝食後、午前中は、パトンビーチで子供は水遊びし、僕は周囲を撮影しながら散歩する。ビーチからの帰りに屋台でマンゴーを買った。1個30バーツと言われたが、値切って2個で50バーツにしてもらった。30円やそこらを値切る自分というのはいったいどうなのか、自分にとってはたかが30円、でも果物屋台の人にとっての30円は大きいのではないのか、その後、ちょっとした自己嫌悪に陥る。
 ホテルからビーチへ行くまでの途中に、「CAMERON HANSEN」のギャラリーがあるのを発見した。写真集は置いてないかと店内に入ったけど、どうやら写真の販売だけみたいだった。
 昼近くに雨が降り出す。妻子をホテルに残し、キス3にトライXを装填し、雨のビーチを撮影する。夕方、近くのショッピングセンターで飲み物等を買い、その後、レストランへ。ガイドブックに載っていたタイ料理の店へ行ったが、味が、タイ料理っぽくない。ヤキソバが、ミートソーススパゲッティみたいになっている。見たところ、観光客の半分は西洋人なので味付けもそうなっているのだろう。日本人で食べるよりは安いが、前日の、プーケットタウンのレストランよりは、かなり高い。やはり観光地価格なのだろう。部屋に戻り、先ほどのショッピングセンターで買ったマンゴスチンを食べる。夜になっても、雨は止まない。


 7月23日

 朝から雨。朝食をゆっくりと済ませ、部屋に戻って夏休みの宿題をしているうちに雨が止む。午後からタクシーでワットシャロン(寺院)とラワイビーチにあるシージプシーの村へ行く。ワットシャロンはとても大きな寺。でも、建物は新しく歴史を感じさせるものではない。寺院の庭で犬に追いかけられて怖かった。よく冷えたココナッツジュースを飲んだが、旨かった。
 その後、ラワイビーチのシージプシーの村へ向かう。ここは、すごくいい。バトンビーチに比較したら、フィルムがいくらあっても足りないくらいだ。パトンビーチは良くも悪くもリゾート地そのものだが、ラワイビーチは人々の生活がある。ここは漁港で、漁師が住み、屋台で獲りたての魚介を売り、人々が昼寝していたり、鶏が歩いていたり、、子供がたくさん遊んでいたり、朽ちた船もあって、そこにいるだけでとても楽しい。バリのジンバランもそうだけど、漁村って、ほんといい。世界にはまだこんな場所があるんだと思うと、とても嬉しくなった。漁師さんに魚を一匹売ってもらい、それを近くの店へ持って行って、ホイル焼きにしてもらった。魚代と調理代で100円くらいだが、こんな金額でこんな豊かな時間を過ごせたことに感謝しよう。
 その後、タクシーで移動し、象に乗った。象に乗りながら森の風景を撮ろうと思ったけど、すぐに断念した。とても揺れて落ちそうで怖い。象を降りたらすぐにスコールが降ってきた。カメラを首から下げっぱなしだったので、象に乗っている時じゃなくて良かった。
 その後、ホテルに戻る。タクシーは当初は1000バーツという約束だったが、6時間も結果的にチャーターしてしまったので運転手さんに悪いと思い、200バーツ多めに支払っておいた。

 7月24日

 天気は晴れ。最終日になってやっと晴れた。朝食後、ビーチまで歩く。この日もモンスーンの影響で波は高い。晴れたら晴れたで、暑すぎて困る。昨日までは晴れて欲しいと願っていたのに、自分の気持ちなんていい加減なものだ。
 屋台で焼きとうもろこし(30バーツ)と、大きめのマンゴー(40バーツ)を買う。やっぱりビーチでは世界中どこでも焼きとうもろこしなのか?今度は値切ることなく言い値で買った。
 午後3時にホテルに戻り、迎えの車で空港へ向かう。1時間弱の道のりだけど、疲れていて眠ってしまった。帰りもバンコクで乗り換える。バンコクからセントレアまでは深夜便だ。最終日に、機中泊だと一日分得した気分になる。

 7月25日

 朝、9時30分に自宅に戻った。撮影本数は、135を6本、120を6本。思ったよりもキス3が活躍したわけだ。ごちゃごちゃした場所や雨の日は、キス3の方が扱いやすかった。あとは、現像がうまく出来るかどうか、今、とてもドキドキしている。
 

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このページは、うたろうが2009年7月27日 22:45に書いたブログ記事です。

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