ブリーチ  赤血塩

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 赤血塩を使ったブリーチを、折をみて試している。何枚か試してみたけど、ブリーチをついついやり過ぎてしまうのだ。何事も、最初のうちは、その効果がおもしろくって、ついついやり過ぎてしまうものなんだと思う。やり過ぎるギリギリのところで止めておくのが、望ましいんだけど、その止め時のタイミングがなかなかつかめずにいる。

 ブリーチのテクニック  tokyo-photo.net  参照

 さて、ブリーチした際に、最も悩ましいのが、色調の変化だ。ブリーチした部分が、黄色がかった色調に変化するのである。それは、あまり好みではない。色調が、こんなに変化するなら、ブリーチなんかやらない方がましだなあ。という思いと、ブリーチで作るトーンセパレーションは、とても魅力的だなあという思いが、せめぎあっていた。

 そんな感じで、行き詰っていたところ、再度tokyo-photo.netを読み返してみると、その解決法がちゃんと書かれていた。まさに、至れり尽くせりのサイトである。

 もうだめだと思い、ブリーチしたプリントは全て破棄してしまったが、こんなことなら残しておけば良かった。ブリーチの練習になら十分、使えるのに。またプリントからやり直さないといけない。


 さて、このブリーチには、赤血塩という薬品を使うわけだけど、ヨドバシとかビックカメラの暗室用品コーナーに、普通に売っているものである。しかし、この赤血塩を買っていく人って、何の用途で買っていくのだろう?ブリーチをやっている暗室人口なんて、かなり少ないと思うのだ。暗室人口1000人に対して、おそらく1人もいないであろう。(主観的観測)

 そうなると、赤血塩の使い道は、漂白・硫化調色をする時の漂白剤としての使い道なのだろうか?しかし、わざわざ単薬を買うかな??まあ、硫化ソーダも単薬が置いてあるくらいだから、調色目的で買う人もいるのかも。僕は、漂白・硫化調色は色合いが明るすぎて好きにはなれなかったんだけど。
 謎の多い薬品である。

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このページは、うたろうが2007年11月27日 22:49に書いたブログ記事です。

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