雑記

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 一週間くらい前から、右胸の奥の方にちょっとした痛みがあった。すぐに治るだろうと思い、そのままにしておいたが、症状が改善されることはないので、病院へ行ってみた。
 場所が場所なので、もし肺癌だったら困るなあと少し思ってしまった。一応、レントゲンを撮ってもらったがどこにも異常はなかった。高校生の頃、自然気胸の手術をして以来、胸のちょっとした異常に過敏になっている。 その手術のおかげで、僕の胸にはとても目立つ大きな傷がある。以前はこの傷がかなり気になって、とにかく傷を人前にさらしたくなかった。夏でも襟首から傷が見えないように気を遣っていた。ここまで来ると、胸の傷と 言うよりはむしろ、心の傷になってしまっていたのかもしれない。胸の傷は今でもちっとも変わらないのだけど、心の傷は歳月を経たためか、最近ではあまり気にならなくなってきた。それでも、夏に泳ぎに行こうという気にはなれないのだけど。

 今回のことで、「もし、これが重大な病気で、あとそれほど生きられないとしたら?」と少し考えた。やりたいことが出来ないまま死んでいくのは困るけど、その分鬱陶しい出来事を避けることが出来るので、それはそれでそんなに悪い事ではない。 そう考えるのはただ単に、「死」について現実感がないからそう思っただけなのかもしれない。出来る事なら、死にたくないなあといつも思っている。正確には、死ぬのが嫌なのではなく、その過程で苦しむのが嫌なのだと思う。

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このページは、うたろうが2004年6月24日 21:18に書いたブログ記事です。

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