午前中、仕事をしていたら窓から見える西の空の様子が、きれいだったので、午後から早退して琵琶湖へ写真を撮りに出かけた。
僕が撮りたいと思う風景写真は、雲の状態が全てだと言ってもいいくらいだ。雲一つない快晴や、メリハリのない曇り空っていうのも、写真を撮る気にはならない。以外に、撮影に適した状態の時は少ないのだ。
琵琶湖に着いて、大判写真機材一式が入ったバックパックと、露出計やフィルター等の小物が入ったウエストバッグ、そしてハスキーを持って、湖岸を歩く。今年は、カヤックを漕いだり、ジムに通ったりして鍛えているせいか、荷物が軽く感じる。以前は、重くて苦痛なくらいだったのに。
夕方に琵琶湖で撮影すると言っても、落日を撮影するわけではない。太陽が沈むと、地平線の向こう側から雲を照らすのだが、その情景がいいのだ。そんなわけで、太陽が沈んでから、暗くなるまでの、ごく短時間に勝負をかけなくてはならない。今回は4×5で8枚撮影した。露光時間が長いうえに、今回は8枚とも500mmを使用しているので、風でぶれていないか心配だ。全滅の可能性もないわけではない。ネガ現像する時間を作らなくてはいけない。
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