ハスキーも買ったことであるし、以前から気になっていたリトルワールドへ行って来た。5年くらい前に、スナップ撮影をするために一度だけ来た事があるけど、手持ちカメラと三脚でじっくり撮影するカメラとでは、被写体を見る目が全然違うので、何かと収穫が多い一日だった。
11時くらいに到着したんだけど、全部の建物を回りきらないうちに、フィルムも時間もなくなってしまった。4×5を10枚使い切るなんてかなり久々である。古いラジオや扇風機なんかの興味深い道具が置いてあり、静物を中心に撮影してきた。明治村と比較して、どっちが写真撮影に適しているかと言えば、やっぱり明治村だとは思うけど、たまには違う場所で撮影するのもいい。
この日は、かなり寒かったけど天気が良かったせいか、客足はそれなりにあった。おかげで、いろいろと話しかけられた。
<室内で食器の撮影をしていた時の親子>
子 「あー、これって上と下が逆に写るんだよねえ。ねーママ、ここって写真を撮るところなの?」
母 「これ、話しかけちゃダメッ!」
僕 「そうだよ。逆に写るんだよ。」
(そんな危ない人みたいに言わなくても(^_^;)、やっぱり通常は記念撮影ポイント以外ではあまり撮らないのかもね。)
<アルベロベッロの家の前で上品な年配の男性>
男 「せんせいっ! ちょっといいですか?」
僕 「あ。は、はい(^_^;)」 (先生、って僕のこと???)
男 「いやあ、このカメラ、ジャバラって言うんですか、かなり昔に見たことがあります。」
僕 (シャッターチャンスを待っているのに、早く行ってくれないかな(^_^;)
男 「こういうカメラの後は二眼レフがあって、今はデジカメですよね。時代によって随分カメラもうつりかわりますよね。それにしても、せんせいは、カメラをとても愛しておられるのですね。それでは、お邪魔しました。」
僕 「愛している!?自分ではそういうこと考えたないけど、そうなのかもしれませんね。」
(この人の相手をしている間に、背後にバスが来てしまい、せっかくピントやアオリをセッティングしたのに、全て台無しに。(^_^;)
<タイの寺院でカップル>
女 「あー、こんなところに写真屋さんがいるよー。」
男 「撮ってもらえば?」
女 「いくらかな。高そうだから、やめておく。」
僕 (写真屋さんじゃないっ)
まあ、こんな感じだった。
肝心のハスキーだけど、背中に重い機材を背負っているせいか、三脚自体の重さは、それほど感じなかった。真ん中のエレベーターのところに標準装備されているストラップはとてもいい。これを肩にかけて運ぶのベストである。安定感も抜群だし。
ただ、難点というわけではないんだけど、ナットロックなので、締める方向と緩める方向を間違う時がある。脚内の空気が抜けにくいのか、スムーズに伸縮が出来ない時がある。といったことがあった。締める緩めるの回転方向には、シールでも貼り付けておこうかなと思っている。
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