土曜日は、大阪のヨドバシカメラへ、注文してあったタチハラを引き取りに行って来た。ヨドバシで買い物とウインドーショッピングをして、すぐにまた岐阜まで帰ってきた。
今回買ったタチハラの木製暗箱は、タチハラフィルスタンド45Ⅱ(これは機種依存文字!?)、なんだけど、別名ハンディービュー4521という名称が付いていた。附属の説明書(何かの雑誌に掲載されたコピー)を見ると、21世紀型の木製暗箱らしい。
通常のタチハラフィルスタンド45(以下1型)との相違点は、バックフォーカスがし易いように、バック部に歯車が付いている。1型は歯車がないだけで、バックフォーカス出来ないわけではない。でも、2型の方が操作性は良い。近接撮影する時はいいかもしれない。でも、モノレールを所有している人であれば、近接撮影はモノレールっていうことで、使い分け出来るんだろうな。
それから、上部に水準器が付いていて(TOYO製)、アクセサリーシューも付いている。ハンドストラップはデフォルトで付いているけど、長いストラップの取り付けが出来るようなアイレットもある。1型に比べて、多少ぶ厚くなって、剛性は向上している。しかし、その分若干重くなっている。
第一印象はこんなところだ。今回は、本革蛇腹のものが欲しかったので、注文してから納品されるまでに、随分時間がかかってしまった。本革蛇腹は黒しかないので、それに合わせて、木部の塗装は、木地の色を生かした塗装(透明な上塗りのみ)にし、金具はシルバーにした。タチハラでいうFSというカラーリングである。本革で赤蛇腹があったら、前回と同じGFRにしたかもしれないんだけどね。
来週には、今住んでいるアパートから、新居へ引っ越さなくてはならない。思い返せば、僕の人生の中では大変な2年半だった。ハンディービュー4521で初めて撮った景色は、窓から見えるなんてことのない田舎の光景だった。柿畑が続く、開放的な窓からの景色がとても僕は好きだった。
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