大判レンズのフィルター

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 モノクロ写真には、フィルターは重要だ。分かっていても、ついつい揃えるのが後回しになってしまった。スナップだと、基本的にフィルターを頻繁に変えて撮影するというのは難しい。なぜなら、時間的にそんな余裕はないからだ。それに、露出倍数がかかることにより、シャッタースピードが遅くなってしまう。これは、スナップ撮影には致命的である。そんなわけで、今まではフィルターは、ほとんど使ってこなかった。

 しかし、昨年から大判写真を始めたので、風景も撮るようになった。そうなると、撮影にかける時間はたっぷりあるし、三脚を使うので露光時間が長くても構わない場合が多い。そうなると、フィルターをぜひ使いたいところである。

 僕が使っている大判レンズは、150mmと300mmがフィルター系が52mmで、210mmが67mmである。もしかしたら、210mmは買うのを失敗したかもしれない。ニッコールWの210mmF5.6ではなく、M200mmF8にしておけば良かったのかもしれない。なぜなら、M200mmF8は、フィルター系が52mmだからである。そして、将来的に、欲しいと思っているW105mmもフィルター系が52mmなので、もしM200mmF8を買ったとしたら、フィルターは一種類の口径で済むことになる。それに、W210mmF5.6は、重量があるので、重いのだ。しかし、105mmだと、広角になるけど、通常のフィルターを付けてケラレないのだろうか?

 それにしても、レンズの口径が変わるとフィルターもそれに応じて揃えなくてはならないので、ばかにならないなあ。ゼラチンフィルターという手もあるけど、210mmだけが口径が違うためだけに、ゼラチンにするっていうのもどうかと思うし、もしゼラチンフィルターにしたら、今度はフードで悩まなくてはならない。

 しばらく、考えてみよう。

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このページは、うたろうが2006年7月12日 22:59に書いたブログ記事です。

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