2018年12月アーカイブ

奥伊吹冬景色

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 今年は例年に比べて半月ほど初雪が遅かったが、それでも年内にちゃんと降った。注文中のペルケオ2は、ポーランドのカメラ店からやっと国内に入り、税関を通過中なので、EOS7とニューマミヤ6を持って、奥伊吹へ向かった。雪景色をとても珍しく感じるのは、自分が雪国に住んでいないからだろう。甲津原から順に三つほどの集落を歩いてきた。気温は0度を指し示していたし、雪雲が上空を通過する度に吹雪の中を歩いたけど、厚着で歩いたせいか、寒いと感じることはなかった。

 早くペルケオ2、来ないかな~。届いたら、ピントのチェックと、外装の補修と、ストラップとカバーを買わないとなあ。クラシックカメラに付属している革ケースはどうも好きになれないので、クッション性の良いケースを100均辺りで探して来よう。

「ペルケオ2」注文中

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 現在、フォクトレンダーの「ペルケオ2」というカメラが、ポーランドから到着するのを待っているところである。

 ここ数年、自転車で各地をうろうろする機会が多くなった。カメラはT2を持ち歩いているけど、中判で撮りたい時があるのだ。自転車で運ぶカメラはとにかくコンパクトであることが優先される。ニューマミヤ6もレンズを沈胴させてしまえば中判としてはコンパクトであると言えるレベルなのだが、自転車で気軽に持ち歩きたいと思えるサイズではない。ローライコードは軽さの点では及第点だが、当然のごとく形状が二眼レフなので、嵩張る。そんなわけで、スプリングカメラに目がいくわけである。

 スプリングカメラにも様々なものがあるが、軽量でコンパクトであることを追求するなら距離計のないペルケオがいいだろうという結論に至った。距離計のないペルケオは、1型と2型がある。1型はヴァスカー75mmF4.5、2型はカラースコパーF3.5で、シャッターユニットも何種類か存在している。

 さてさて、カメラを買ううえで、もっとも大事なのは、そのカメラが恰好いいかどうかだ!

 さっきまで、軽量でコンパクトであることが最優先と言っていた。もちろんそれは重要だ。でも、恰好が悪いカメラは使いたくないのだ。そんなわけで、レンズがヴァスカーとかカラースコパーとか、シャッターユニットがプロンターSとかシンクロコンパーとか、それぞれ性能差はあるのだが、たすきの色がシルバーでデザイン的にいかしている「ペルケオ2」を買うことにした。つまり、決め手は、たすきの色がシルバーということである(笑)

 そう決断したのはいいのだが、大阪、名古屋に行くたびに中古カメラ屋を丹念に見ているのだが、なかなか置いてないのだ。探すこと数か月、店頭で購入するのは諦めた。ヤフオクも程度の許せるものはなかなか出てこない。そんなわけで、「うろぼろす堂」の管理人さんから、海外通販(e-bay)という手段を教えてもらった。

 そんなわけで、e-bay を眺める日々が続いた。さすがに検索するといくつかヒットする。シャッタースピードが500分の1まであるシンクロコンパー付のペルケオ2が欲しかった。もちろん、検索するとあるにはあるのだが、コンディション的に、シャッターや巻き上げ機構に不調があったりファインダーが曇っていたりと満足出来るものがない。外観上も目立つ傷やサビがあるものは論外である。1953年製なので、程度の良い物を探すのは難しいことは承知している。

 慣れない英文を読んだり、モニター画像を拡大したりして、毎晩のようにペルケオ2を探す日々が続いた。そのようにして、ポーランドのショップが出しているペルケオ2(プロンターS付)を注文した。プロンターSは、最高シャッタースピードが300分の1であるが、まあ、それで十分だろう。シンクロコンパーよりも、プロンターSの方が微妙にレトロなデザインでいいような気がする。

 このポーランドのショップは、e-bay で評価が高かったので、安心出来そうなのも購入の決め手であった。そうであるにも関わらず、11月29(木)に注文したのに、発送の動きがないので、12月4日に、「いつ発送するのか?」と、問い合わせたら、「今日です。」という返答があった。なんだよそれは。。。と思ったが、ポーランドの店ってこんなものなのか。。

 追跡ナンバーが通知されてきたので一安心の状態だ。果たして、いつ届くのか、無事に届くのか、どんな状態のカメラが届くのかと、ドキドキしながら期待している状態である。




 

 

さよならアクロス

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20181202.jpg「三五郎さんの船着場にて(高島市針江)」 taken  HUAWEI P20lite

 久々に撮影に一日を割いた。でも、結果から書くと、あちこち走り回ったわりには、撮影したのは4枚だけ。「とりあえず撮影しておく」という理由で撮影しても、後で利用価値のないネガが増えるだけなので、まあ、そこそこ納得がいく状況でしか撮影しなかった。タチハラを持ち出すのもかなり久しぶり。もしかしたら2年くらいは使っていなかったかも。大判カメラはリンホフばかり使っていた。タチハラとリンホフ。。。。値段は全然違うけど、タチハラの方が使いやすいんじゃないかなと思っている。

 この日使ったフィルムは、3年前に消費期限が切れたアクロス(120)。生産終了のため、もう入手出来ないこともあって、僕にとっては最後のアクロス。このフィルムは発売されたのは平成13年頃だったかなあ。相反則不軌特性がずば抜けていて、それだけの理由でアクロスを愛用していたと言ってもいいくらいだ。他のフィルムを探してみても、アクロスの代わりになるようなフィルムはない。しかしまあ、供給されているものを使うしかないので、今後はFOMAPANを僕の常用フィルムとする予定だ。



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