今夜、初めてシートフィルムから、六つ切りにプリントしてみた。その後、35mmフィルムからキャビネでプリントしてみた。見比べると、言うまでもなくシートフィルムからプリントした六つ切りの方がきれいなのである。それにしても、何という密度であろうか。まるで、中性子星並の密度である(例えが、謎)。拡大倍率を考えると、当然と言えば当然なのであるが、サイズの大きいほうがきれいなのを目の当たりにすると、少なからず衝撃を感じるのである。
もし、可能であれば、全ての撮影を大判カメラでしたいと思ってしまう。しかし、それは無理な注文だ。撮影対象によって、それに相応しいフォーマットというものがある。飛んでいる鳥を、望遠レンズで流し撮りをするような芸当は、35mmカメラが、最も適しているだろう。街角スナップは、これは35mmでも当然大丈夫だし、カメラの種類によっては、中判でも可能である。大判でも、やろうと思えば出来るのかもしれないけど、スナップの場合はハンドリングが、かなり重要なので、RFの中判か35mmのカメラを、そういう場合は、使いたい。
そうなると、大判カメラでは、いったい何を撮ればいいのだろうか?子供の写真を節目節目で撮るという目的はあったのだが、それ以外に撮影対象が、今の段階では見つかっていない。目的もなく、カメラを買ってしまうというのは、実はかなりやばい状態だと僕は思っている。
そんなわけで、大判用の300mmも買ったことだし、また琵琶湖でも行こうと思う。
それにしても、こんなに、撮影対象がまちまちでいいのだろうかと思ってしまうことがある。個展をやりたけりゃあ、一種類の決まったフォーマットで、同じジャンルの写真ばかりを撮った方がいいに決まっている。
なんか、あっちフラフラ、こっちフラフラっていう節操のない活動だなあって思うことがある。でも、いろいろやれた方が、楽しいのは確かである。でも、楽しいだけじゃあねえ。。
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