2005年11月アーカイブ

楽しい写真ライフ

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 今夜、初めてシートフィルムから、六つ切りにプリントしてみた。その後、35mmフィルムからキャビネでプリントしてみた。見比べると、言うまでもなくシートフィルムからプリントした六つ切りの方がきれいなのである。それにしても、何という密度であろうか。まるで、中性子星並の密度である(例えが、謎)。拡大倍率を考えると、当然と言えば当然なのであるが、サイズの大きいほうがきれいなのを目の当たりにすると、少なからず衝撃を感じるのである。

 もし、可能であれば、全ての撮影を大判カメラでしたいと思ってしまう。しかし、それは無理な注文だ。撮影対象によって、それに相応しいフォーマットというものがある。飛んでいる鳥を、望遠レンズで流し撮りをするような芸当は、35mmカメラが、最も適しているだろう。街角スナップは、これは35mmでも当然大丈夫だし、カメラの種類によっては、中判でも可能である。大判でも、やろうと思えば出来るのかもしれないけど、スナップの場合はハンドリングが、かなり重要なので、RFの中判か35mmのカメラを、そういう場合は、使いたい。

 そうなると、大判カメラでは、いったい何を撮ればいいのだろうか?子供の写真を節目節目で撮るという目的はあったのだが、それ以外に撮影対象が、今の段階では見つかっていない。目的もなく、カメラを買ってしまうというのは、実はかなりやばい状態だと僕は思っている。

 そんなわけで、大判用の300mmも買ったことだし、また琵琶湖でも行こうと思う。

 それにしても、こんなに、撮影対象がまちまちでいいのだろうかと思ってしまうことがある。個展をやりたけりゃあ、一種類の決まったフォーマットで、同じジャンルの写真ばかりを撮った方がいいに決まっている。

 なんか、あっちフラフラ、こっちフラフラっていう節操のない活動だなあって思うことがある。でも、いろいろやれた方が、楽しいのは確かである。でも、楽しいだけじゃあねえ。。

落ち葉舞う公園で

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 大判カメラというのは、ど素人が、買っていきなり使えるような代物ではない。しかし、言い換えれば、ど素人こそ、大判カメラで勉強すべきなのかもしれない。カメラの原点みたいな造りだから、嫌でもいろいろ勉強になる。

 大判写真を始めて、なんだかんだで、フィルムを30枚近く消費した。しかし、やっと何とかプリント出来るようになってきたのは、つい最近で、それまではフィルムを無駄に感光させてしまったり現像で失敗したりして、散々な結果だった。

 なぜ、これほどまでの苦労をして、大判カメラを使うのか言うと、ただ単にフィルム面積によるアドバンテージだけではないような気がする。そんな事ではなく、もっとメンタル的な行為なのだ。同じ写真を撮るという行為にも関わらず、小フォーマットのカメラとはかなり違った気分を味わう事が出来るという理由の方が僕には大きい。まだ、大判写真を始めて間もないのであるが、何となく大判写真は、フォーマルな写真のような気がするのだ。例えば、ポートレイトを撮るなら、僕は今なら迷わず大判カメラを使うだろうと思う。ここで言うポートレイトというのは、いわゆるモデル撮影会で撮るようなものではなく、どちらかというと、写真館で撮るような昔ながらの古典的な肖像写真のことである。人を撮るなら、ぼくはこの手法で撮影した方がいい。スタジオ等で、フィルム(今はデジカメだと思うが。。)を、何百枚も回すような写真の撮り方は、好きではない。

 人と向き合って写真を撮る場合は、何も、にっこりした、いわゆる良い表情で撮らなくてはならないということは、ないような気がする。僕自身は、写真を撮られるのがすごく苦手なので、レンズを向けられるととても緊張してしまう。緊張した顔も、僕はそれはそれで自分らしいと思っている。

 昨日、公園で撮った子供の写真は、泣き顔だったけどそれはそれでいいと思っている。すました顔も、笑った顔も、緊張した顔も、泣き顔も、全て真実の姿であるからだ。

ゴミ掃除

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 今日は、日中は風のない暖かな秋の一日という感じで、絶好の写真散歩日和でした。しかし、とても眠かったために、午後は一人の自由な時間であるにも関わらず、ずっと昼寝してしまいました。

 大判用のレンズを初めてレンズボードから外してみました。以前から気になっていた塵をいとも簡単に取り除くことが出来ました。

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  この三脚は、スリックのスプリント66デラックスです。購入したのは、僕が15歳の時です。僕の写真機材の中では、一番古い道具ですね。あちこち擦れてボロボロになっていて、動きは渋いです。樹脂部分はかなり変色しています。でも、現役で使用できます。今年で、この三脚は、22歳になりました。

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