2005年10月アーカイブ

東京

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 土日は、職場旅行で、横浜・東京へ行ってきました。最後に行ったのが11年くらい前なので、かなり久しぶりです。それにしても、都会は、人が多いし、夜は明るいですね。

 土曜日は、横浜に昼くらいに到着して、鎌倉までバスで行き、大仏を見てきました。鎌倉は初めて行ったのですが、なかなか良さそうなところですね。団体行動なので、好き勝手に歩く事が出来ないのが残念でした。海沿いなんて、良い写真が撮れそうだなあって思いました。

 その後、ランドマークタワー内の、横浜ロイヤルパークホテルに向かい、宿泊先の部屋に入りました。僕の部屋は、5938号室、つまり、59階です。今回の旅行は、全員がツインの部屋を一人で使うように割り当てられました。僕の部屋は、海側ではなかったので、その日は見晴らしがあまり良くなかったのですが、翌朝、富士山が見えました。土曜日は、天気が悪かったので、富士山が見れなくって残念でしたが、日曜日は、晴れたので、良かったです。

 しかし、それにしても、こんなにきれいな部屋に泊まったのは初めてで、きれい過ぎて落ち着かなかったですね。一人で部屋の中をオロオロしてました。部屋がきれいだと、手入れのされてない部分がどうしても眼につきます。ちょうど、手を見たら、爪が伸びていたので、それがとても気になり、客室係に電話をして、爪切りを持ってきてもらい、きれいに切りました。

 その後、中華街で宴会だったのですが、僕は、どうも貧乏性のせいか、昼のバイキングで食べ過ぎて、夜になっても、お腹が空かないというていたらくでした。普段の生活で、300円台のお好み焼きを食べて、充分、満足してる僕にとっては、バイキングに4000円かかっている事を幹事から耳にすると、ついたくさん食べてしまいます。実は、翌日の朝食時のバイキングも、似たような感じで、お腹いっぱい食べてしまったので、その日は、ほとんど空腹感を感じませんでした。

 翌日は東京へ行き、台場、谷中を案内してもらいました。東京って、すごい場所だなあって思いました。田舎は、町が変わっていくペースが遅いですが、都会は、ほんと早いですね。機会があれば、またいつか東京へ行きたいです。(運賃が高いのが最大の問題です。)

近所で撮影

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アマゾンで、丹野清志著「散歩写真入門」を注文しました。既に絶版なのですが、古本が400円台で見つかったので、購入してみました。送料が300円くらいかかるのが、ちょっと割高感を感じてしまいますけどね。この人の本は、何冊か読みましたが、読むのに力が入らないのがいいですねえ。

 昨日の日曜日は、宿直明けでちょっと眠かったのですが、午前中は暗室の整理をしました。父親に頼んでおいた、作業台三点セットが、やっと完成したので、従来の机と交換しました。やはり、自分にちょうど良いサイズのものっていうのは、使いやすいですね。どこにも売ってないので、2×4材で安く作ったのですが、ジャストサイズでこれからの暗室作業が楽しくなりそうです。今まで使っていた引き伸ばし作用台はかなりグラグラするので、伸ばしブレが出ないか、ヒヤヒヤものでしたからね。

 午後からは、大判カメラを持ち出して、岐阜市の長良川へ出かけました。まだまだ作品を撮れるような段階ではなく、ひたすらカメラに馴れるのと、傷が付かないように現像できるために、現像の練習をしないといけません。
 
 そんな状態なら、わざわざ、撮影に出かけなくても、家の周辺で適当なものを撮ればそれでも充分用を足すのですが、さすがにそれだとおもしろくないので、わざわざ出かけたという次第です。そこで、撮っていた感じたのですが、風光明媚な景色をそのまま撮るのっていうのは、とてもつまらないあって事です。やはり、その景色の中に人がいたり、鳥が飛んでいたり、あるいは日没直後の次々に表情が変わり行く空の状態を撮ったりする事に、僕は興奮を覚えます。

 昨日は、前回に比べると、格段にカメラ操作がスムーズに出来たような気がします。アオリは、まだまだ使いこなせていませんが、そのうち、何とかなるでしょう。僕は、新しい事を学ぶときに、教科書を読んで理解してから事に当たるという手法はどうもだめです。やってみて、分からないところだけを後で学ぶという手法の方が、自分に合っています。

 そんな感じで、6枚撮影し、帰ろうとしたところ、ブロアーをどこかで落としてしまった事が判明しました。僕のブロアーは、グレーの手榴弾タイプのものです。昨日、撮影していた場所は、様々な大きさ石がゴロゴロしている河原で、三脚を持ってあちこち移動しながら撮影してました。しかも、その石は、ちょうどブロアーと同じ色のグレーなんです。少し捜索して、諦めました。次回は黒いブロアーを買う事にします。

いろいろと考える

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たまに、いや、いつも心の片隅で思っている事がある。

「何で、こんな手間のかかる手段をわざわざ好き好んで選択したのだろう。」

写真関係のWEBサイトを閲覧していると、とても魅力的な作品がデジカメで作られて掲載されている。現像もプリントも必要なく、帰宅後、ほんの数分でアップロードすることが可能であると思われる。フィルムで撮影し、現像し、プリントし、スキャン。。。といったプロセスは、まったく必要ない。

手間をかけたからと言っても、そんな事は、見る人にはまったく関係がない事だったりする。今のところ、デジカメよりも、銀塩フィルムで作られた写真の方が、階調が豊富であると言っても、それが、どれほどのものであろうか。

 僕は、写真展をするために、半切・全紙サイズに耐えうるだけの、画質を得る必要がある。しかも、それを自家処理でする必要がある。したがって、フィルムのフォーマットは、135フルサイズが最低限必要である。ハーフは魅力的であるが、その1点において、僕は使うことが出来ない。

 そんなに遠くない将来、デジカメも、大伸ばしに耐えうるだけの画質を得られるものが、手の届く価格で供給されると思うし、少なくとも大判用引き伸ばし機よりも入手しやすい価格で、大伸ばし可能なプリンターも、供給されるであろう。(されるかな??)

 そうなったとき、さらにこの命題は色濃く自分自身に突きつけられると思う。

 何で、モノクロなのか、何でフィルムカメラなのか、何でマニュアル操作のカメラを使うのか。。
果たして、自分にとって、その問いに対する答えが必要なのか、そうでないのか。そして、それが分かったところで、何か得るものがあるのか。

 いつも、こんな事考えてるわけじゃないけど、たまに、思ったりするんですよね。

実家から、大きな荷物が届いたという連絡があった。(大判引き伸ばし機)

 今日、午前中、仕事先で倉庫整理をしている時に、寒気がした。ここ数週間、写真に熱を入れすぎて、疲れてるのかもしれない。夕方、病院へ行って薬をもらう。サイパンのフィルムは、ちょうど昨日、ネガ現像が片付いたところだ。

 あとは、体調が戻ってから、ゆっくりプリント作業しよう。

 大判カメラと言っても、最初に思っていたほど、巨大ではないなあと思っています。モノレールであれば、重量も大きさもそれなりに大きいのですが、木製フィールドカメラだったら、いつもの一澤帆布のバッグに全部収納出来てしまうので、新規の荷物は、三脚くらいですね。

 実際に使用してみて思ったのは、ティルトってとてもありがたいなあって思いました。「ティルト」とは、レンズを上下に回転するような感じで動かす事です。絞りによる被写界深度調節以外にも、ピントの合った範囲を調節出来るのは、大変便利です。しかも、ほんのちょっとティルトするだけで、かなりの効果が期待出来ます。僕の場合、大きなアオリは必要ないかもしれません。

 それから、SLRでもRFでも、撮影時はファインダーを見ながらシャッターを押すことが多いのですが、大判カメラは、シャッターを押すときは、構造上フィルムホルダーを装填するため、ファインダー(ピントグラス)を通して、被写体を見ることが出来ません。したがって、現物をを目で見て、撮影する事になります。この方法って、眼が疲れません。特に、僕のようにスナップを撮る場合ですと、カメラを設定したら、後は舞台に誰かが上がってくれるのを待つだけです。

 しかし。。。。

 これって、スナップ写真ではないような気がしますね。大判カメラを使っても、撮影対象や撮影方法が一緒って、いいのかこれって、感じです。

 それから、ファインダーを覗き見るタイプのカメラですと、僕の場合、視線は常に中央に落ち着いていて、目玉をグルグル回して周囲を確認していますが、ピントグラスを見るカメラの場合は、中央に視線が集中する事はありませんね。これって、TLRやハッセルも同じなのかも。

 あと、冠布って、便利です。地面に敷いて、道具を並べられますし。小道具を包んで収納する事も出来ます。しかし、撮影中、肩から背中にかけて、ヒラヒラさせていると、いい年齢をした大人が、ガッチャマンごっこをしているみたいで怪しくなってしまうのが、難点です(笑)
 それから、冠布は、赤い面と黒い面があるので、赤い面を広げている時に、牛に出会わないように注意しなくてはなりません(笑)

 大判カメラは、撮影時に必要な小物類が多いので、それらをタッパーに収納してバッグに入れようと思っています。そして、そのタッパーに、「持ち忘れチェックリスト」 を貼り付けておく予定でいます。

 今のところ、レンズは150mmしか持っていません。大判ではこれが標準の焦点距離ですが、僕にはちょっとワイド過ぎるような気がするので、次回はニコンの300mmF9を入手する予定です。

 大判カメラは、手持ちで使えるカメラのように、目立たないように撮影する事は無理です。しかし、まさか、こんな目立つカメラで、通行人を撮っているとは、誰も思わないでしょう(笑)
 先日も、撮影していた時、カメラの前を通らないように、避けて通ってくれますが、これはおそらく、写されたくないという気持ちではなく、邪魔にならないように配慮してくださっているような感じでした。

 今は、大判カメラがまだ軌道に乗っていないので、しばらくは大判カメラを使う頻度が高くなりますが、いずれまた、小型中型カメラで撮影するようになると思います。

琵琶湖でタチハラ

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タチハラを持って、琵琶湖へ出かけました。このカメラ、TACHIAHARA FIEL STAND
っていうんですけど、FIEL STAND で、原っぱに立つ、その文字を逆にすると「立原」になるそうです。フィールドカメラなので、そういう名称かと思ったのですが、うまいこと考えますね(笑)

 それはそうと、僕はフィルムホルダーを3つしか持ってない(3つともいただきもの)ので、6枚しか装填出来ません。しかし、11時くらいから撮影を始め、昼ごはんに時間を割いただけで、6枚撮るのに、4時までかかってしまいました。

 一枚目は、練習のつもりで撮りました。二枚目は、琵琶湖に浮かぶ竹生島を背景に、犬を連れた少女のスナップを撮ろうとしたのですが、レリーズを押した時に、「スカッ」っという感触がありました。つまり、シャッターチャージし忘れです(^^;.仕方がないので、風景だけ撮りました。

 三枚目は、シャッターの閉め忘れで、ホルダーの遮光板を引き抜いたので、一枚、おじゃんになりまし(^^;.

 あっというまに、夕方ですね。まあ、最初だから、こんなもんでしょう。

 でも、こういうミスって、これからもするだろうな。きっと。

タチハラが届いた

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本日、昼くらいにタチハラが届きました。父親に、

「何で、こんなに金ピカである必要があるのだ!?黒一色でいいのではないの?」

と言われてしまい、返す言葉がありませんでした。
あちこち触ってみての印象ですが、ちょっと作り込みが甘いなあという印象があります。まあ、手作りだからこんなもんなのでしょう。同封されていた書類を見ると、5年くらいは保障してくれそうな雰囲気です。壊れそうな箇所なんてないんですけどね。

しかし、大判カメラは、あっちこっち可動部が多いので、それを操作するノブの数も多いです。どのノブをどのように動かせばいいのか、まだはっきり分かっていません。折りたたんだり、組み立てたりするのが、ようやく何とか出来るようになったという程度です。アオリなんて、まだまだです。

しかし、やっぱり操作性は、金属製大判カメラの方に分があると思います。締めすぎてノブが堅くなってしまったり、しっかり固定しづらかったりしますから。でも、軽さと工芸品的な美しさには替えがたいものがあります。このカメラで多くの傑作が撮られているはずなので、結局はこのカメラの特性を熟知した上で使えば、問題ないのだとは思います。

まだ、使いこなすどころか普通に使うことすら怪しい状態ですが、それでも明日、琵琶湖へ行こうかと思っています。

シャッターレンチ

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キタムラへ行って、大判カメラ用レンズをボードから取り外すためのシャッターレンチを注文しました。地方のカメラ屋には、わけの分からない商品らしく、店員同士で、

「これ、どこに注文するのですか?」

等という会話をしていました。しかし、それにしても、案外高くつきました。この商品は送料が800円かかりますと言われ、1000円程度の買い物が、2000円になってしまいました。でも、仕方がありません。

タチハラを注文したカメラ屋から、発送完了のメールがありました。明日くらいに届くかもしれません。

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