先週のことだけど、名古屋市美術館で東松照明の写真展があったので、写真友達と見に行ってきた。展示点数は、かなり多い。ゆっくり見ていると3時間くらいはかかってしまう。それにしても、この写真家は、撮影対象やフォーマットが多様である。静物も風景もスナップも全てのジャンルがあるのではないかと思うくらいだ。風景写真家、スナップ写真家といったように、ある程度、撮影対象を限定して活動する写真家が多いと思うし、それが作風に繋がっていくのだろうと思うけど、興味のあるものは、何でも撮るというスタイルは、僕はとても共感できる。
最近、作品のための写真を撮っていない。カヤックに乗ったときデジカメカラー写真は、かなりの枚数撮っているんだけどね。そんなわけで、カメラが不調になるといけないので、防湿庫から取り出して、全速、空シャッターを2回ずつ切ってみた。電池室も液漏れしていないかチェックした。冷蔵庫のフィルムや暗室に放置してある印画紙が古くなっていくのは問題だが、それを理由に無理に写真を撮っても仕方がない。そんな気持ちで撮っても、いいものは生まれてこない。時間と労力の無駄だ。8月の最初に済州島行くので、そこで何枚か撮ってこよう。
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