調色せず

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20140215.jpg

 昨日降った雪があちこちに残っているせいで空気が冷たい。風も強くて撮影には向かない日だ。午後から4時間ほど暗室にこもった。

 左側の写真は苦労した。全体を00号と5号で露光した後、左側の水面を焼きこむ。引き伸ばしレンズの絞りを一つ開けてさらに空全体を焼きこむ。空の右上部をさらに焼きこみ完成。

 右側の写真は、全体を00号と5号で露光した後、空全体を焼きこむ。最後に左中央の雲を焼きこみ完成。定着、水洗後に、赤血塩でハイライトをブリーチする。

 いつもならここからさらに、多硫化調色をしているが、今回はこのままの方がイメージに合っているので、画像保護のためにAgガードを塗布するに留めた。今後は、何でもかんでも調色するのはやめにしよう。白と黒の表現が美しい場合もあるのだ。

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コメント(8)

ディスプレイの画像でプリントについて何か言うのはあまり好きではないのです(へそ曲がりでして)が、とてもいい雰囲気を感じました。もっと大きいプリントかと思いましたが、ノートと比べるとそうでもないようです。B6サイズのノートじゃあないですよね。
 

 しかし、それにしても渋い写真ですね。
 そろそろ私も、今年2回目のプリントでもやってみます。

おはようございます。

とっても透明感のある素敵な写真ですね。

ホレボレしてしまいます。

僕はまだまだ初心者です。
Valoy IIとフォコターで、ゆるぅ~く週末暗室を楽しんでおります。

明日から、販売終了間近のプレスト400を沢山鞄に詰めて、台湾旅行に
行って参ります。

こちらのサイトの内容、とても参考になります。

またお邪魔します。

昨日台湾から帰国しました。

そうでしたか。イーグルをお使いですか。

ここしばらく仕事で忙しくなりそうで、すぐに
現像作業に入れませんが、今回の台湾旅行で
撮った写真、時間見つけてイーグルで
引き伸ばしてみたいです。

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このページは、うたろうが2014年2月15日 21:25に書いたブログ記事です。

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