再度試写をし、フィルターを使えるように考え、壊れる。

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 今回も、Belair-X 6-12 の話題です。
 
 前日、フィルム1本を試写して気になることがあった。すごい露出オーバーになっているコマが1コマあるのだ。うっかり多重露出してしまったということはないはずだ。それなら、違う画像が重なって写っているはずだから。
 
 それで、本日もフィルムを1本試写してみる。やはり、同じように1コマ、すごい露出オーバーのコマがある。どうも怪しいと思い、裏ブタを外して、シャッターの開閉常態を調べてみた。2、30回に1回くらいの頻度で、バルブシャッターになってしまう事象が散見された。どうも原因はこれのようだ。しばらく検証していたら、シャッターレバーを押し下げてもシャッターが動かなくなった。内部で機械的なトラブルが発生していると思われる。まだ買ってから2日目なので、自分で分解するのは憚りを感じる。
 
 そんなわけで、早速、ロモグラフィーにメールで連絡する。日曜日なのに2時間くらいでメールの回答が届く。これは、驚くべき対応の早さだ。初期不良で交換するとの回答を得た。
 
 まあ、これは、やむを得ないな。交換してくれることだし、この件についてロモグラフィーに対して悪い印象は全くない。むしろ、回答の早さは好印象さえ感じる。問題は、交換品がいつ届くのかということだな。
 
 そんなわけで、Belair の交換品が届くまではしばらくこのカメラで遊ぶことは出来ないのだけど、発見したことがあるので、それを書き記しておこう。レンズにはフィルター装着するためのネジが切られていないので、通常のネジ込み式フィルターの装着は出来ない。カメラ関係の道具箱を見てみたら、46mm口径のYA2フィルターとY2フィルターがあったので、それをレンズ前面に合わせてみたらピッタリのサイズだ。これをどうやって固定するのかということだが、最悪、手で支えるか、もしくはテープで貼り付けて固定すればいい。でも、フィルターをラバーフードに取り付けてみて、それを逆向きでレンズに被せたらどうだろう、というアイデアを思いつき、ラバーフードを注文した。これは、近日中に試してみる。
 
 購入前は、絞りがF8、F16と書かれていたので、絞りを中間にセットすればF11も選択できるのではないかと思ったが、それをやってしまうとAEが正確に動かないような気がする。レンズ内部を見ると、F8、F16を識別するピンはあるのだが、F11はないのだ。二者択一は機構上、作るのが簡単なのだが、三つ目を選択する機構は難しいのだろう。出来ないことはないが、コストがかかるのだ。
 
 それから、フレーミングには慣れが必要かもしれない。ファインダーを覗き込んで、前枠で隠れている部分までフィルムには写っているような気がする。これは、何かで検証しておかないとまずいことになる。
 
 プリントはまだしていないので、レンズの描写力は不明だ。早く交換品が届かないかなと楽しみにしている。

 

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私は結局、何かと物入りで予約しなかったのですが、工夫しながら完成させていくようで、なかなかの楽しそうですね。
写りがどうなのか、とても気になるところです!

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このページは、うたろうが2012年12月 9日 18:41に書いたブログ記事です。

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