2012年9月アーカイブ

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 数年ぶりに大判カメラ用のレンズを買った。かなり安く買うことが出来た。僕のタチハラのスペックで75mmが使えるか心配だったけど、凹みボード付きなので必要なアオリ量は確保出来そうだ。この凹みボードは、リンホフ純正のものが付いていて、レリーズソケットは、クイックソケットになっている。通常、ケーブルレリーズは先をねじ込んで装着するのだが、クイックソケットは、赤いボタンで脱着するのだ。僕は、そこまで急いで撮影することはないので、通常のレリーズ穴でいいのだが、買ってから気がついたので仕方がない。なので、通常のレリーズを装着するためのニップルを別途購入した。こんな部品が1000円くらいするのだ。このニップル、失くしそうなので、しばらく使っていて不安であれば、クイックソケットの中に接着剤でくっつけてしまおうかと思っている。

中古カメラ市

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20120913.jpg 名古屋の丸栄デパートで、恒例の中古カメラ市が開催される。昨年、ライカM6TTLの巻上げレバーを修理してもらった鈴木特殊カメラからDMが届いた。昨年は確か、100円のフィルターとか100円のフィルムピッカーとか、そんなものを買った気がする。まだ欲しい細々とした用品があるので、今年も見に行こうかと思っている。

 

 火曜日に、名古屋市美術館で、「大エルミタージュ美術館展」を見た。平日なのに混雑していた。有名なマティスの「赤い部屋」はゆっくりと見ることが出来た。常設展も同じチケットで見ることも出来たのだが、それを知らずに帰宅してから気がついた。中古カメラ市に行った時、ついでに常設展も見てこようと思っている。

 

 

 

 

 

ゴーギャン ノアノア

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 半年くらい前に買って、読むのを忘れていた。いや、買ったことすら忘れていたのだが本棚をかたづけていて発見したので、読む始めた。

 ポスト印象派の画家、ポール・ゴーギャンのタヒチ滞在記である。まだ少ししか読んでいないが興味深い事が書かれていた。タヒチを訪れたゴーギャンは、そこの人達がフランス化しているのに不快を禁じえなかったようだ。おそらくゴーギャンは、フランスの植民地になる前のタヒチを見たかったのだろう。

 写真を撮りにいろいろな場所に出かけるが、100年前だったらもっといい写真が撮れただろうにと思うことがよくあるのだ。自然風景を撮るのに邪魔な人工物や、古都を撮影するのに邪魔な近代的なビル。しかし、100年前にそこで写真を撮ることが出来たとして、やはり似たような事を思っていたのかもしれない。

 

 ゴッホの耳を切ったのは、ゴーギャンかもしれないという説がある。その耳切り事件から1年半ほどしてゴッホは銃で自殺するが、本当に自殺だったのか。19世紀の終わりから20世紀の始めに活躍した画家は何かと興味深い。

 

石元泰博写真展

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 春日井市で開催されている「石元泰博」写真展に出かけてきた。この日は、講演会もあった。石元泰博と言えば、僕にとってはやはりこの2枚の写真である。人の後姿を撮影した「シブヤ、シブヤ」やビーチの写真もあったけど、あまり好きではないなあ。大判カメラで撮影した桂離宮も見事だが、ああいう場所では、通常は僕のような一般人だと三脚を立てる事が出来ないんだよなあ。
 こういうモノクロの写真展は、あまり見る機会がないので、貴重な体験であった。
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ローライコードⅣ TMX ミントール現像液 ケントメアVCセレクト


 ストレートプリントだけど、これだけ写れば充分満足だ。ミントール現像液も、安定して使えるようになってきた。ミンティアを使うよりも、メントールの試薬を使う方が安上がりなので、近いうちに切り替えよう。

夜明けの月

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 先週の夜に撮影した琵琶湖の月の写真は、現像したら月しか写っていなかった。しかも、露光時間が4分とかになるので、月が流れて写っていた。夜にこの琵琶湖岸で景色を撮影するなら、分単位ではなく時間単位の露光時間が必要になるのかもしれない。したがって、夜に月の写真を撮るのは諦めた。
 
 でも、そうだからと言って、昼間に月を撮影しても、その存在が目立たない。そんなわけで、夜明け近くに沈む月を撮るべく出かけてみた。太陽が昇ってから完全に明るくなるでは、案外時間がないものだ。空がようやく青みがかってきたので、赤フィルターを装着して少しでも空が暗く落ちるようにしてみる。実はこの赤フィルター、随分前に買ったのだが、使うのは初めてだ。今まではオレンジやイエローのフィルターばかりを使っていたけど、緑や赤のフィルターも揃えてみようと思う。最近は、モノクロ用のこの手のフィルターは、中古カメラ市等へ行けば、安く手に入れることが出来る。


 マイケル・ケンナの「日本」っていう写真集。欲しかったけど、高額だし、近所の図書館に置いてあるので買わないでいたら、どうやらアマゾンでは売切れたようだ。古本が高価な価格で売っている。数ヶ月前までは、新品で1万円くらいだったんだけどね。この写真集が置いてあった近所の本屋にも行ってみたけど、やはり在庫はない。仕方がないので、図書館で借りるか。

静物写真

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 ローライコードⅣを持って、夕方の長良川を散歩しようと思ったけど、出かける直前に雷が鳴り始めた。夏の終わりはいつもこうだ。仕方がないので、静物写真を撮ってみる。窓の外は、狭い庭を隔ててすぐに隣家なので、大判カメラで撮影するのだが背景はぼかしたいので絞りは開け気味にする。開け気味にするんだけど、静物を撮影するのに必要な深度は確保しなくてはならないので、開放のF5.6、F8、F11で、撮影してみる。ルーペで確認しながらピント調整したんだけど、最終的には引き伸ばして、ベストなものを選択することにする。

 フォーマットは6×9なので、厚紙を切り取ったものを黒マジックで塗ってセロテープで貼り付ける。やはりアオリが使えるカメラだと、窓枠を真っ直ぐに撮影する事が簡単に出来るのでとても便利だ。

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