2012年5月アーカイブ

ホイアン

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 7月の終わりにべトナムのホイアンへ行くことにした。ホーチミンやハノイではなくベトナム中部のこの街を選んだのは、大都会の喧騒を離れた静かな街でゆっくりと過ごしたかったから。ビーチも近いし、それに何よりもここには世界遺産の古い港街がある。16世紀末には朱印船の中継港になっていて日本人街もあったらしい。近くにはこれもまた世界遺産のチャンパ王国のミーソン遺跡もある。

  ツアー予約も完了したので、行く事は決定しているけど、そこでまた機材をどうしようかと迷うのだ。持って行くメインのカメラはニューマミヤ6(50mm、75mm)と、EOSキス3もしくはEOS7(28mm-75mm)を持っていく事は決めている。街では撮影機会を逃したくないため、AF+ズームの35mmカメラが最適となる。狭い路地もあるだろうから、20-35mmのズームも持って行きたいところだが、どうしようかな。35mmフィルムは400TXだけでいいかも。20-35mmは、フィルター径が77mmなんだけど、オレンジフィルターは持っているけどイエローフィルターはあいにく手元にはない。街撮りでは、オレンジよりもイエローが活躍すると思うのだけど。でも、通常の77mmのイエローフィルターを装着して、焦点距離20mm辺りで撮影したら、ケラレないかな?まずはオレンジフィルターを装着して検証してみようかな。

  古い港町、ホイアンの町並みや夜景をじっくり撮影するなら、少なくとも中判で撮りたい。どうせ三脚を使うので、フィルムはT-max100にしよう。大判カメラ一式を持っていくのが理想的ではあるが、他の荷物もあるので、それは諦めよう。6×9のレンズ交換式の軽量なカメラがあればいいのだが、そんなカメラはないので、結局はニューマミヤ6を持っていくしかない。焦点距離が、50mmと75mmのみで撮影に対応出来るかどうか現地に行ってみないと分からない。その時は、EOSで撮影することになるかもしれない。そうなると400TXよりも高精細なアクロスの方が適しているだろう。結局は35mmフィルムは400TXとアクロスを持って行った方がいいのだろうか。

 ミーソン遺跡はニューマミヤ6で撮りたいが、ミーソン遺跡からホイアンの街までは、船で川を下って戻ってくるつもりだ。途中の村へも立ち寄るので、そこでは35mmでスナップを撮りたい。そうなると、ニューマミヤ6とEOSの両方を持ち歩かなくてはならない。かなりの猛暑が予想されるが、そんな状況で機材を持ち運んでいたらばててしまわないか。。

  今回は重い機材は使わないので、少々心許ないが軽量な三脚を持っていこう。でも、その三脚で長時間露光をしてぶれないか、検証もしておこう。単体露出計はどうしようか。この他にも、家族記念写真も撮らないといけないので、キスデジも持って行かないと。  出発までに、いろいろ悩んでみよう。

新緑の湖畔2

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ニューマミヤ6 G50mm アクロス(EI50) ミントール現像液 ケントメア FineprintVC Warmtone 
赤血塩ブリーチ  多硫化セレン調色  撮影地:長浜市


 やっぱり、冴えたハイライトがないと、心の奥まで突き抜けるような光景にならないので、赤血塩でハイライトを意図的に作り出してみた。解像力の高い写真は、細かい部分までよく見える。浜辺に落ちているゴミまで見えてしまうのは、良し悪しだね。


新緑の湖畔

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20120513.jpg
ニューマミヤ6 G50mm アクロス(EI50) ミントール現像液 ケントメアVCセレクト 多硫化セレン調色 撮影地:長浜市


 解像度の高いレンズ、フィルム、エッジ効果抜群の現像液。WEB画像では判別がつかないけど、葉の一枚一枚が解像しているようで気持ちいい。同じロールの中にスナップもあるけど、この組み合わせでのスナップの画像は好みじゃないな。ISO100クラスは風景を撮りミントール現像液を使用し、ISO400クラスはスナップ撮影し、シュテックラー氏二浴式を使うことにしよう。



20120512.jpgEOSキスデジタルX3 AI-sニッコール50mmF1.4 マウントアダプター使用



 フィルムローダーが空になったので、昨年購入した400TXの100ftフィルムを装填した。結局のところ、このクラスのフィルムはフジのプレストかコダックの400TXかイルフォードのHP5+に落ち着くのだろうな。価格的なことを抜きにすれば、400TXが一番使いやすい。さんざん今までに現像してきたし、120もまだ販売されているから。プレストの120がなくなったのは、痛いね。

 100TMAXで、夜景を撮影しミントール現像液を使用したらどんな感じだろうと思い、先ほど近所のスーパーマーケットで撮影してきた。田舎に住んでいると夜は暗いので、テスト撮影ポイントにも苦労する。テスト現像も終えたが、EI50、F8、2分で、なかなかいい感じのネガが出来た。


 この画像、マクロレンズの撮影ではないけど、これくらいなら満足のいく絵が得られる。マウントアダプターって、楽しいね。

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