ネガ現像(ミントール現像液その3)

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 20120109.jpg

 テストネガは、35mmフィルムを使い、少し処方を変えてみたが、キャビネでプリントしたみた結果、35mmの像でもエッジ効果が強すぎて困るような状態ではなかったので、35mmでも4×5でも、この処方でいいような気がする。

メトール       0.1g
アスコルビン酸   0.4g
炭酸ソーダ(1水塩) 10g
ミンティア      10粒
総量を1Lとする。

アクロス(EI50)   20度15分 
T-MAX100(EI50) 20度13分

最初の30秒連続攪拌。1分につき4回の攪拌。


 アクロスを20度15分というのは、少しだけ苦痛になる現像時間なので、24度10分30秒で次回は試してみようかと思っている。それにしても、問題なのは、計量重量が微細なので、軽量方法を天秤からスプーンに変更した方が良さそうだ。適したスプーンを探さないといけない。そのうち、4×5で、ムラが発生しやすい青空が多いような風景をテスト撮影し、この処方で現像してみようと思っている。

 ケントメアのPAN400も試してみたけど、現像不足のため眠いネガになってしまった。このフィルムはかなりしつこく現像しないとだめみたい。次回は24度で10分の条件で現像してみよう。それにしても、何でこのフィルムは強い現像が必要な設計にしたのだろうか。僕にとっては使いづらいフィルムだ。価格はすごく魅力的なんだけど。


 ミンティアは1箱で50粒入りだけど、食べながら現像してしまうので、意外に早くなくなってしまう。他の薬品は、かなり長持ちしそう。


エクスチェンジの写真。。。。。
進んでないや。。。。


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コメント(4)

mintolは染色現像液とのことですが、色は付きましたか?

いいえ、色は付きません。見た目は通常の色のネガです。

ケントメアパン400の現像時間は、トライXと同じくらいです。
ISO100のフィルムより1割強現像時間は伸びますから、妥当な所だと思います。
炭酸ナトリウムの量を2~3倍に増やすと、そこそこの現像時間になると思います。
しかし、今の画が気に入っていれば、それでOKだと思います。

Isonoさん。こんばんは。Isonoさんのおかげで、充実した写真生活をここ数日間、過ごしております。僕にとっては、まだまだ不思議がたくさん詰っている現像液です。そのうち、いろいろとお尋ねしたいこともありますので、よろしくお願いします。
多分、Isonoさんにとっては、当たり前のことかもしれませんが、僕には分からないことが多いです。
写真表現とは直接関係のない化学的な作用についても知りたいですし。
僕が理解出来る範囲であればということですが。
エクスチェンジ、同じグループですので、4×5で撮影したテストプリント(作品レベルではないと思います)と、ネガも、同封して送付させていただきます。
質問は、フォーラムでさせていただきます。情報は共有した方が良さそうですから。

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このページは、うたろうが2012年1月 9日 17:41に書いたブログ記事です。

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