2011年11月アーカイブ

20111028.jpg  「名古屋ボストン美術館」に出かけてきた。平日のためか、客もまばらで、ゆっくりと見ることが出来た。でも、展示点数はなんとなく少なめで、1時間もあれば大丈夫だった。後半のキュビズムは、僕には分からないので、ほとんど素通りした。

 もちろん、絵画そのものも鑑賞したのであるが、自分の写真にフィードバックできることとして、静物が置かれている机をどのような位置で画面に取り入れるのが、自分の表現に向いているかを着目した。

 またそのうち静物を撮ってみようかな。

データシートの更新

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 ネガ現像もプリントも、エクセルでデータシートを作成し、これがあれば迷うことがないようにしている。暗室作業でうまくいかないことがあったり、次回試してみたいことがあった場合は、このシートを更新するのだ。

 ケントメアのPAN400について、現像時間を決定しかねている。4分30秒か5分か、その間で揺れ動いているのだ。

 シートフィルムの前浴と攪拌方法についても、考え方が一定しない。前浴なしでしばらくやっていたら、少し前までは大丈夫だったのにムラが発生するようになってしまった。そんなわけで、以前そうしていたように、前浴をすることにする。攪拌も、ハンガーの上下運動だけではなく、タンク内で横にも動かすように、元の方法に戻すことにする。

 エクスチェンジの写真、押さえの一枚は何とかプリントすることが出来た。それを上回るものが撮れるようにもう少し努力してみよう。

 

 作品を作っていく段階で、スナップは撮影の比重が高く暗室ではあまりいじることがないのに対して、風景は撮影よりも暗室段階での比重が高く、絵を作り込んでいくような感じだ。数年前はスナップがとても好きだったけど、今は後者の方が性に合っているような気がする。自分でも理由は分からないけど、気持ちの変化があったのだろう。

 

 

 

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「さばラジオ」でカメラのことをやっていた。まあ、踏み入った内容ではないけど、こういう雑談を聴いているだけでも楽しい。興味のある人は、画像をクリックして、再生ボタンを押して聴いてください。

 僕は、職場まで車通勤なんだけど、PCで興味のあるpodcastの番組をMP3ファイルでダウンロードして、カーステレオでいつも聴いている。ダウンロードは、番組ホームページからでも出来ると思うけど、itunesを使うのが便利。

 残念なことに、podcastって、世間ではあまり認知されていないメディアだと思う。少なくとも僕の周囲では知っている人はあまりいないし、知っていても聴いている人はいなかった。放送というよりは、音声ブログといった方がいいのかもしれない。公共放送では言えないような情報もたくさんあり非常に興味深い。お下劣なものから高品位なものまで番組内容は様々。自分に合う番組に出会えた時は、宝物を見つけたような気分になる。

 暗室podcastとかあるとおもしろいのだけど。まあ、その気になれば僕でも番組を開設する環境は作れそうだけど、話術が全然だめなのだ。podcastを個人でやっている人は、ほんと話術に長けていると思う。
 

暗室時計

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 シートフィルムを現像する時は、暗室でハンガー現像を行っている。真っ暗闇で時間を計らなくてはならないので、LPLの暗室時計を使用している。かなり一般的な暗室時計だ。これを気に入って使っているわけではなく、これしかないので、使っているという状況だ。この暗室時計、不満がないわけではない。アナログなので、分針をぴったりと「0」位置に合わせるのは、ちょっと難しい。「0」と「1」の間に分針をセットしまい、時間が経過するうちに、初期位置が分からなくなり、現像不足になってしまったことがあった。暗闇で光っている部分は、蓄光式なので時間が経過すると、放光してしまい、表示が暗くなって見えづらくなってしまう。

 アンドロイドのアプリで、何か使えそうなものがないか、アンドロイドマーケットの中を探してみる。すると、「My darkroom timer」という無料アプリがあり、英語の説明を読んでみると、暗室で使えるようにモニターブラックアウト機能があり、30秒ごとのバイブレーションで、攪拌タイミングを知らせる機能もあった。

 僕が探していたものは、これだよ。ワトソン君。と思い、ダウンロードして使ってみる。しかし、肝心なところで、だめ。

 何がだめかっていうと、そもそも、タイマーをスタートさせる段階では、既にフィルムは光に対して無防備な状態になっている。しかし、「My darkroom timer」は、スタートボタンを押してから、ブラックアウトするようになっている。つまり、フィルムが裸の状態で、モニターが明るく点灯していてスタートボタンを押してブラックアウトさせても、既に感光してしまっているのである。これって、ブラックアウトした状態でスタート出来なければ、完全暗室でのフィルム現像には使えない。

 そんなわけで、LPLの暗室時計との付き合いも、まだまだ長くなりそうだ。

尾上

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 午後から琵琶湖畔の尾上の集落に出かけてきた。

 この集落にある葛篭尾崎湖底遺跡資料館を見学した後で、集落内や尾上漁港を散歩した。この漁港は思っていたよりも大きい。

 もちろん、ただ散歩したわけではなく、カメラ持参だ。モノクロフィルム用のキス3と、キスデジの2台を持って行った。こういう場合のデジカメの役割は、主に記録を取るのが目的だ。本当はコンデジがいいのだろうけど、デジカメも一眼レフに慣れてしまうともはやコンデジには戻れない。

 でも、なんか相性が良くない取り合わせだ。キス3で撮影した後で、なぜかプレビューで確認しようとカメラの背面を見てしまった。最近は、小フォーマットのフィルムカメラは使わなくなり、小型カメラはキスデジを使うことが多くなったせいかもしれない。

 ホコリが付着したせいか、この写真の中央部に影みたいなものが写っている。たまに、こういうことが起こる。


 1時間ほど散歩したら夕方近くになったので、今日も大判カメラに切り替えていつものポイントに移動する。日没後に4×5を4枚撮影して、この日は終了。

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