先日のブログにも書いたとおり、水中林の写真を撮るために出かけてきた。今回はちゃんとニューマミヤ6をカヤックに持ち込んだ。この写真があるということは、もちろん、キスデジも持ってきている。カヤックは、常に揺れているので、被写界深度との兼ね合いも考慮しつつ出来るだけ早いシャッタースピードを選んだつもりだけど、ぶれていないか心配だ。
この日は、写真を撮りながら3時間ほどカヤックツーリングを楽しんだ。上陸して、カヤックをかたずけていると、三脚とカメラバッグを持った人が近づいてきた。その人は、
「写真ですかー?」
と声をかけてきた。カヤックを広げているのに、何で写真なんだよ。と思いつつ、
「写真は夕方になってから撮ります。」
と、答えたら、
「そうでしょ、そうだよね。やっぱり。」
といろいろ、話しかけてきた。彼は琵琶湖の夕日を撮りに来たらしい。確かにここは、夕日を撮りにたくさんのカメラマンが集まる名所なので、2,3時間もしたら、カメラマンでいっぱいになるだろう。カヤックを撤収するのに忙しい僕は、早くどこかへ行ってしまわないかな。と思っていたが、いろいろと話しかけて来る。しまいには、
「今度、一緒にどこかへ撮りに行きませんか?」
と言われたが、嫌だったので適当にお茶を濁しておいた。いつもよりも急いでカヤックの撤収を終えて、さっさと車に乗りその場を離れた。よほど、友達がいない人なのだろうか?
その後、夕方になって、再度、その場所付近に戻って、さっきの人に会わないように草むらに身を潜め、狙いを定めた場所に三脚を立てる。やはり夕日を撮影するカメラマンでいっぱいだ。僕は、夕日は撮らないので、彼らとはレンズを向ける方角が違うのが幸いしている。カメラを設置して、空の状態が良くなるのを待っていたが、今日は曇ってきてだめそうだ。結局、一枚も撮影することなく三脚をたたんだ。また、そのうちに来ようかな。
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