2008年8月アーカイブ

チマチマと作業する

| コメント(0) | トラックバック(0)

20080827c.jpg

 

タチハラハンディビュー4521 ニッコール210mm 320TXP(EI160) VCRP2
多硫化セレン調色

 これは、4×5で撮影しました。僕はいつも一発目のプリントは大キャビネ(5×7)で、プリントすることが多いのですが、150mmの引き伸ばしレンズを使っても、4×5のネガから大キャビネの面積に収まるようには投影出来ません。そのため、トーンの出方やピントを確認するために、トリング状態にはなりますが、大キャビネで様子を見ております。

 ネガを見ただけで、全て分かればいいのですが、僕のレベルだとそこまでいっていないのが現状なので、実際にテストプリントしてみるのが、確実なわけです。この段階でトーンが気に入らなければ、そこでその写真は、終わりといういうことになります。

 僕は、画質に不満が出ない限りは、バシバシと躊躇なくトリミングします。この写真は、右下の砂利の部分が不要なのかもしれません。本焼きに入る前に、何度もこの写真を眺めて見極めないといけません。

20080827d.jpg

 

タチハラハンディビュー4521 フジノン150mm アクロス(EI50) オリエンタルVCRP2
多硫化セレン調色

 この光景を見たとき、6×6フォーマットが最適だと思いましたが、持参していたカメラで撮影できるフォーマットは6×9だったので、後でトリミングする予定で、撮影しました。これは、テストプリントなので、また後日、再プリントです。

 今後、RCの印画紙はフジのバリグレードでいこうと思っていましたが、それを覆す、ちょっとした発見がありました。このオリエンタルのVCRP2という光沢のRC印画紙ですが、調色適正がある事が分かったのです。WEBだと分かりづらいのですが、良い感じの茶色になります。

 バリグレードは、紙がVCRP2に比べると、薄手でパカパカする感じが、イマイチだなあって思ってました。紙の風合いは、VCRP2の方が断然好みです。そもそも、アグファやイルフォードのRCも、、VCRP2と同じくらいの紙厚なのに、バリグレードは薄すぎます。

 ただ、VCRP2の難点として、光沢しかないということがあるのですが、最近は光沢もいいかなって思うようになってきました。そんなわけで、値段も手ごろだし、次にRC印画紙を買うときは、VCRP2にしようかと思ってます。

 それならいっそ、バライタもオリエンタルにしようかと思いましたが、オリエンタルのバライタは四つ切がラインにないんですよね。バライタは、当分レンブラントを使うしかないかな。

 主力印画紙の選択は、ほんと、難しい。1年前までは、

「RCはバリグレード以外には考えられない。今後はずっとこれだ。」

と思っていたんですけどね。この調子だと、来年には、また違うことを言ってるかもしれないな。

牛窓

| コメント(0) | トラックバック(0)

20080827b.jpg

 

ライカM6TTL ズミクロン35mmASP プレスト(EI200) アグファMCP312 多硫化セレン調色

 未だにしつこく、かつてのアグファの印画紙の残り物を使っております。この写真は、まあ、牛窓の思い出といったところでしょうか。この写真は、地面から30センチくらいの高さのところで撮影したので、かなり体制的に厳しかったです。こういう時はウエストレベルファインダーの方がいいなあ。

 自分は、写真が好きだからやっているのか(無論好きだけど)、暇つぶしでやっているのか、現実逃避でやっているのか、たまに分からなくなる時があります。それでも、どこかに出かける時は必ずモノクロフィルムが入ったカメラを持ち歩いています。

南浜漁港倉庫前

| コメント(0) | トラックバック(0)

20080827a.jpg

 

 タチハラハンディビュー4521 フジノン150mm アクロス(EI50) バリグレードAM 多硫化セレン調

 琵琶湖の南浜にある漁港の倉庫前に置いてあるガラクタです。もうちょっと絞って撮影した方が良かったかもしれません。 

 努力はしてみましたが、いまいちトーンに不満が残ります。ネガが薄めだったので、現像不足なのが敗因のようです。

シャッター不調

| コメント(0) | トラックバック(0)

 

20080525.jpg

 

 思うところがあって、久しぶりにテレコンゴー500mmを防湿庫から取り出していじっていたら、なんと、シャッターが降りないのが判明した。特におかしな動かし方をしたわけではない。もし、そうなら他の使用頻度が高い大判用レンズは、とっくにトラブルを抱えているであろう。

 このテレコンゴー、コパルの1番シャッターが付いている。中古で買ったレンズなら、おそらく何年も動いていたに違いなく、初期不良ということはあり得ない。

 しかし、このテレコンゴーは新品で5ヶ月前に買ったばかりだ。その間、実際に撮影に持ち出したのは一回だけ。これは、完全に初期不良の類だろう。これは、レンズメーカーの責任というよりは、シャッターメーカーの責任だろうけどね。保証書もあるし、修理に出そうと思う。

 近いうちに、山崎光学さんに電話してみよう。
 思うところがあって、久しぶりにテレコンゴー500mmを防湿庫から取り出していじっていたら、なんと、シャッターが降りないのが判明した。特におかしな動かし方をしたわけではない。もし、そうなら他の使用頻度が高い大判用レンズは、とっくにトラブルを抱えているであろう。

 このテレコンゴー、コパルの1番シャッターが付いている。中古で買ったレンズなら、おそらく何年も動いていたに違いなく、初期不良ということはあり得ない。

 しかし、このテレコンゴーは新品で5ヶ月前に買ったばかりだ。その間、実際に撮影に持ち出したのは一回だけ。これは、完全に初期不良の類だろう。これは、レンズメーカーの責任というよりは、シャッターメーカーの責任だろうけどね。保証書もあるし、修理に出そうと思う。

 近いうちに、山崎光学さんに電話してみよう。

被写体への興味の変化

| コメント(0) | トラックバック(0)

 昨年あたりから、スナップはほとんど撮っていない。以前は、人と風景を絡めたスナップ写真が大好きだったんだけど、さすがに飽きてきたのか、あるいは自分なりに、もうその手の写真で撮りたいものは撮り終わったのかは分からないけど、とにかくスナップ写真への興味は失せている。

 その代わりに、静物や建物、風景を撮るのがとても楽しい。使っているカメラが、大判だから、そういった被写体が、撮影対象として適しているのは確かである。


 しかし、考えてみたら撮影対象を決めてカメラを選んでいるわけではなくって、カメラを選んでから撮影対象を選んでいるのではないの??
 
 そもそも、スナップを撮り始めたきっかけは、M6TTLを買ったからだった。M6TTLは、スナップを撮りたかったから買ったわけではなく、独身時代最後の買い物に、何かいい物が欲しいという理由だった。
 その時は、自由にお金が使える最後のチャンスだから、趣味に大きな投資が出来る最後のチャンスとばかりに、M6TTLを買ったのだが、その数年後に、それ以上の金額の大判カメラ一式とLPLV7454を買ったりしていた。しかしまあ、これが、本当に最後だろうな。多分。

 おっと。話がずれたので、元に戻すと、結局はカメラ最初にありきなのかもしれない。写真が撮りたいのではなく、ただ単にカメラを使いたいだけなのかもしれない。

 二週間前から、ずっと夏風邪をひいている。自然に治るかと思って、放置しているけど、回復の見込みがないので、そろそろ病院に行くしかないかな。体調が思わしくないと、写真なんてやる気も起こらないので、未現像フィルムが溜まっている。風邪が治ったら、まずは現像液を溶こう。

管理人について

このアーカイブについて

このページには、2008年8月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2008年7月です。

次のアーカイブは2008年9月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

最近のコメント

アーカイブ

Creative Commons License
このブログはクリエイティブ・コモンズでライセンスされています。
  • 累計
  • 今日
  • 昨日