マミヤC用のパラメンダー2型を入手しました。実物を見るまでは、何でこんなもんが、そんなに高いのか分からなかったけど、実物を手にして納得がいきました。このマミヤCシリーズはカメラはもちろんのこと、アクセサリーに至るまで、精密機械の匂いがプンプンします。マミヤCは、蛇腹が伸びるため、驚異的な接写機能を有しています。しかし、二眼レフゆえに、近接撮影時においてはパララックスが生じるので、そのままではフレーミングが出来ません。パラメンダーで、カメラ持ち上げることにより、パララックスを解消してやるというわけです。
ニューマミヤ6は、スナップ撮影には無敵だけど、とにかく寄れないので、マミヤC330fとパラメンダーは、良い働きをしてくれると思います。
最近、静物写真これから数年間かけて撮っていこうと考えています。パラメンダーを入手したのもそのためです。静物写真と言っても、被写体をセッティングして撮影するテーブルフォトの類ではなく、ありのままに存在する物体を撮っていこうかと思っています。そこで、ふと思いついたのですが、それらの写真は、全て硫化調色して仕上げようかとも思っています。いわゆるセピア調色ですね。最近、アーカイバル処理をするには、やっぱり調色処理だなって思うようになりました。それから、セピア調色なんて嫌いでしたが、今はそれもありかなって思っています。しかし、節操がなさすぎるなあ。。
マミヤCシリーズも数年前までは、世界で1,2を争うかっこ悪いカメラだと思ってたのに。。
まあ、それは置いといて、硫化調色ですが、処方は次のものを使おうかと思っています。明るいセピアは好きではないので、冷調にするために、アルカリを添加した漂白剤を使います
漂白剤 アンスコA221(アグファ503)
1 赤血塩10%溶液 500ml
2 臭化カリウム10%溶液 100ml
3 無水炭酸ソーダ 200ml
4 水 200ml
セピア再現像化硫化液
1 硫化ナトリウム 45g
2 水 500ml
1:7で希釈使用する。
処方集を見て、なんとなく分かったけど、漂白用の赤血塩でさえ、かなり買ってから月日が流れているけど、まだ使った事がありません。手元に、硫化ナトリウムがないので、これは買わなきゃなりません。無水炭酸ソーダは、1水和物の炭酸ソーダを増量することにより代用できそうですが、安いものなので、買ったほうがいいでしょう。
しかし、田舎に住んでいるので、硫化ナトリムが売っている店まではかなり遠いし、いくらなのかも今まではチェックしていなかったので、実際に調色が出来るのは、買い物が終わった夏以降になるかもしれません。
それはそうと、赤血塩10%溶液500mlって、赤血塩50gと水450mlで作ればいいのかな?
今年は、いろいろと楽しめそうです。
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